アニメ専門学校は行くべき？就職で失敗しないための学校の選び方
将来アニメをつくる仕事をするなら、専門学校に通ってアニメ制作の勉強をするのがお勧めです。
ただ、「専門学校に通ってもアニメーターになれなかったらどうしよう」と迷っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、専門学校が就職に強い理由や就職で失敗しないためのアニメ専門学校の選び方等、進路選びに役立つ知識をまとめています。
アニメ専門学校に通うか迷っている人や、どの学校にするか悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。
専門学校デジタルアーツ東京は、東京・池袋にあるアニメ、声優、イラスト、マンガ、ゲーム、小説、フィギュア等の業界や職業をめざす方のための専門学校です。
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令和6年度も就職希望者就職率100％で、東映アニメーション(株)、（株）バンダイナムコフィルムワークス、（株）プロダクション・アイジー等の実績があります。
卒業生をはじめとした、アニメ業界とのパイプを活かして就職活動を有利に進めることができます。
また、講師は「ラブライブ！」で 作画監督や原画を務める先生や「東京リベンジャーズ」で色指定検査を担当する先生等、現場で活躍している方が多くおり、少人数クラスで学生一人ひとりの成長を丁寧に指導しています。
体験入学では、綺麗な線で絵を仕上げるクリーンアップという作業やソフトを使って特殊効果をつける作業を体験できるので、ご興味がある人はぜひ参加してください！
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- 1.アニメ業界に就職するには
- 1-1.専門学校からめざす
- 1-2.大学からめざす
- 1-3.オンライン講座からめざす
- 1-4.独学でめざす
- 2.アニメ業界に就職するなら専門学校に通うのがお勧め
- 2-1.エンタメの就職に強いのは専門学校
- 2-2.色々な学科と協力してアニメをつくれる
- 2-3.現役のプロから教えてもらえる
- 2-4.実践的な勉強ができる
- 2-5.業界が求めるスキルが身につく
- 3.アニメ専門学校ではどんな職業をめざせる？
- 3-1.アニメーター
- 3-2.キャラクターデザイナー
- 3-3.アニメプロデューサー
- 3-4.背景美術
- 3-5.美術監督
- 3-6.演出
- 3-7.色彩設計・色指定
- 3-8.ペインター
- 3-9.CGクリエーター
- 3-10.制作進行・制作デスク
- 3-11.アニメ監督
- 4.専門学校がアニメ業界に就職しやすい理由
- 4-1.即戦力になれる
- 4-2.業界とのつながりができる
- 4-3.就職サポートが手厚い
- 4-4.専門学校に募集をかけるアニメ制作会社も多い
- 5.【経歴別】アニメ専門学校に進学する時のポイント
- 5-1.高校生からアニメ専門学校へ進学する場合
- 5-2.大学生からアニメ専門学校へ進学する場合
- 5-3.社会人からアニメ専門学校へ進学する場合
- 6.アニメ専門学校の入試
- 7.アニメ専門学校の学費の相場
- 8.失敗しないアニメ専門学校の選び方
- 8-1.就職率・実績
- 8-2.講師とコミュニケーションを取りやすいか
- 8-3.学生の雰囲気
- 8-4.制作環境
- 8-5.業界とのつながり
- 8-6.自分が学びたい分野があるか
- 8-7.認可校・無認可校
- 8-8.立地
- 8-9.カリキュラム
- 9.アニメ業界の将来性
- 10.アニメ専門学校に関するよくある質問
- 10-1.アニメ専門学校は後悔するって本当？
- 10-2.アニメの専門学校は何年制？
- 10-3.アニメーターにはどんな人が向いている？
- 10-4.アニメ専門学校の学費が高くて迷ってます。安く通う方法は？
- 10-5.卒業後にアニメ業界以外の仕事にも就けますか？
- 10-6.絵が下手でもアニメ専門学校に入れますか？
- 11.まとめ
＜目次＞
アニメ業界に就職するには
アニメ業界で働くには、スキルを身につけることが大切です。
では、どうやってスキルを身につけるのかというと、主に次の五つの方法があります。
専門学校からめざす
専門学校はスキルを身につけて就職することが目的なので、就職に強いです。
アニメ業界でも専門学校卒の方々が活躍していて、人気アニメの監督や演出家の中にも、専門学校卒の方がたくさんいます。
専門学校では、学生のうちからプロと同じような環境でアニメ制作を経験できるのが強みです。
プロと同じような環境でアニメ制作をするなら、専門学校デジタルアーツ東京のアニメ学科がお勧め。
ノベルス・シナリオ学科や声優学科と合同で本格的なアニメ制作が経験できます。
＞＞アニメ学科
大学からめざす
美術大学ではアニメ制作に限らず、美術やデザインについて幅広く学べます。
卒業後はアニメ制作会社に就職する以外にも、広告代理店に就職する人や、アーティストとして創作活動を続ける人等もいて、進路はさまざまです。
授業では、ポスターやパッケージのグラフィックデザインや写真、映像等、デザインの基礎を学びます。
有名な美術大学は試験の倍率も高いため、画塾に通って受験対策をする人も少なくありません。
オンライン講座からめざす
アニメーターをめざす学生や社会人向けの、オンライン講座もあります。
オンライン講座では、原画の清書の仕方や遠近法、デジタルソフトを使ったアニメ制作等、基本的な知識やスキルを教わります。
一回数千円という講座もあり、安さが魅力です。
ただ、学校と違って講師に質問する等のコミュニケーションが取れない講座も多いため、初心者にとってはややハードルが高い場合もあります。
独学で目指す
アニメ制作会社は学歴よりもスキルを重視するところも多いため、高校卒業後すぐにアニメ制作会社に就職することもできます。
ただし、プロとして働けるだけのスキルがきちんと身についていることが前提です。
採用は、アニメ専門学校卒や美術大学卒の人達と同じように行われるので、高校生のうちに独学でしっかり画力等のスキルを身につけておく必要があります。
スキルに自信がある人にとっては、最短でアニメ業界で働けるというメリットがありますが、自信がない人や初心者はしっかりと学校で勉強することをお勧めします。
アニメ業界に就職するならに専門学校に通うのがお勧めの理由
さて、アニメ業界で働くための5つの方法の中でも、一番お勧めなのがアニメ専門学校に通うことと紹介しましたが、その理由について詳しく解説していきます。
アニメ専門学校がお勧めな理由は、次の通りです。
- エンタメの就職に強いのは専門学校
- 色々な学科と協力してアニメをつくれる
- 現役のプロから教えてもらえる
- 実践的な勉強ができる
- 業界が求めるスキルが身につく
エンタメの就職に強いのは専門学校
アニメやゲーム、マンガ等、人を楽しませるためのものを「エンタメ」と呼びますが、このエンタメ関係の仕事をするなら専門学校がお勧めです。
美術大学の学科を見てみると、アニメに特化した学科はほとんどありません。
授業でアニメ制作をやる学校も少なく、すでに説明した通り卒業後の進路はバラバラです。
一方、アニメ専門学校ではアニメ制作会社に就職することが目的で授業も就活も行われるため、卒業生のほとんどがアニメ制作会社に就職します。
職種によってコースや専攻が分かれている専門学校も多く、その職種になるために必要なスキルを重点的に身につけられるのが魅力です。
色々な学科と協力してアニメをつくれる
アニメをつくる現場では、脚本家の書いたシナリオを元にアニメを制作したり、アニメ制作会社がつくったアニメに声優が吹き替えをしたりと、さまざまな会社や職種が協力し合っています。
アニメ専門学校の中にはシナリオ学科や声優学科のある学校もありますが、プロと同じように色々な学科の学生と協力し合ってアニメをつくる経験ができるのです。
本格的なアニメづくりが経験できるため、作品が完成した時に大きな達成感を得られます。
また、チームでアニメ制作をした経験は、就活をする時にも大きな強みになるでしょう。
現役のプロから教えてもらえる
アニメ専門学校では、現役のプロが講師をしていることが多いです。
プロから直接教わることで高いスキルが身につくのはもちろん、業界ではどんなスキルが求められているのかが分かります。
このように就職も意識したスキルが身につけられるのは、アニメ専門学校の大きなメリットと言えます。
実践的な勉強ができる
アニメ専門学校では、授業のほとんどが実習です。
実際に手を動かして、原画や絵コンテの描き方、デジタルソフトの使い方、演出の仕方等をマスターします。
ペンタブレットや録音スタジオ等、本格的な機材・設備も揃っていて、プロと同じような環境でアニメ制作が学べるのも魅力です。
業界が求めるスキルが身につく
アニメ専門学校のカリキュラムは、講師達、つまり現役のプロの意見を元に組まれるので、今業界が求めているスキルが身につくカリキュラムになっています。
専門学校は学科やカリキュラムが変わりやすいのですが、これは業界の変化に合わせて頻繁にカリキュラムを見直しているからです。
専門学校デジタルアーツ東京では、第一線で活躍するプロが講師を務めています。
あの人気作品を手がけるプロから、アニメ制作について学ぶことができます。
どんな講師がいるのか、ぜひ学科ページでチェックしてみてください。
＞＞アニメ学科
アニメ専門学校ではどんな職業をめざせる？
アニメ専門学校でめざせる職種は多くあります。そこで、まずはアニメ専門学校でめざせる職種を簡単にご紹介します。
アニメーター
キャラクターの動きの基になる「原画」を描いたり、原画と原画の間を埋めて動きを滑らかに仕上げる「動画」にしたりする仕事です。動画を担当する動画マンからスタートし、その後、原画を制作する原画マンにキャリアアップするのが一般的な流れです。
キャラクターデザイナー
事前に決められた世界観やストーリーを基に、登場人物やモンスター等のキャラクターをデザインし、描き起こす仕事です。外見的な魅力はもちろん、動画にする際の動かしやすさや、表情の豊かさ等も考慮しながらデザインすることが求められます。
アニメプロデューサー
企画をつくり、制作資金を集めたり、現場のスケジュール管理や社外との交渉を行ったりする仕事です。大きな責任を伴う職種なので、一般的には他の職種からのキャリアアップという形でめざします。
背景美術
背景となる風景や建物等をデザインし、描き起こす仕事です。背景は、作品の世界観を左右する重要な要素。時代に沿った実在する風景はもちろん、現実には存在しないファンタジー世界まで、作品に合わせて描き分けるスキルが必要とされます。
>>【初心者向け】アニメ背景の描き方と流れ、制作に必要なスキルを解説
美術監督
作品の世界観を決定し、背景の雰囲気や色使い等を考える仕事です。背景チームを取りまとめ、スタッフに指示を出して作品の背景を制作したり、円滑に作業を進めるためのスケジュール管理を行ったりもします。
演出
シナリオを基に、絵のイメージを描き起こした「絵コンテ」を作成する仕事です。また、絵コンテを基に原画をチェックし必要に応じて修正指示を出す、美術監督と背景の色合いに関して打ち合わせをする、編集作業を行う等の仕事もあります。
色彩設計・色指定
アニメの世界観を基に作品全体の色味を決める仕事です。中でも色彩設計は大まかな色のイメージを、色指定は具体的な色を決定します。実際に着彩を行うペインターから「色指定→色彩設計」の流れでキャリアアップをするのが一般的です。
ペインター
色彩設計・色指定が決めた色を基に、完成した線画に着彩する仕事です。かつては絵筆を使って行われていた仕事ですが、デジタル化が進んだ近年は、専用のデジタルソフトを用いた彩色が主流になっています。
CGクリエーター
CG技術を駆使してアニメの映像に特殊効果をつけたり、立体化させたりする仕事です。実在しないアニメの世界をよりリアルに見せたりキャラクターの動きに立体感や迫力をプラスする役割を担っています。
制作進行・制作デスク
作画から仕上げまで、アニメ制作における一連のスケジュールを管理する仕事です。実際の制作作業に携わる訳ではありませんが、指示出しやスケジュール管理のために、アニメ制作の工程に関する一通りの知識が求められます。
制作デスクは制作進行をまとめる役割であり、一般的には制作進行からのキャリアアップによりめざします。
アニメ監督
脚本や絵コンテ、演出等、アニメ作品の根幹となる部分に携わる仕事であり、決定権も持っています。制作におけるトップの地位にある職種です。
各担当者との話し合いや作業のチェック等を行い、必要に応じて指示を出すことで、より良い作品をつくることに尽力します。
専門学校がアニメ業界に就職しやすい理由
アニメ専門学校に通うにあたって重要なのは、やはり就職できるかどうかです。
アニメ専門学校がお勧めな理由の中でも就職について触れましたが、ここからは専門学校が就職に強い理由について、さらに詳しく解説していきましょう。
即戦力になれる
アニメ専門学校の学生は業界が求めるスキルが身についていて、実習でアニメ制作を経験しているため、即戦力として採用したがる企業が多いです。
例えば、アニメの制作会社の求人ではデジタルソフトのスキルを求められることが多いですが、専門学校で学んできた人は実務経験がなくてもデジタルソフト経験者として優遇されることもあります。
業界とのつながりができる
アニメ専門学校では、個人ではつくれない業界とのつながりをつくることができます。
例えば、普段の授業や特別講義でプロのアニメーターが講師をしたり、アニメ制作会社の担当者が学生の作品を講評したりと、専門学校にいると業界の人々とつながるチャンスがたくさんあります。
中には、アニメスタジオの見学ができる学校もあり、学生のうちからプロの仕事現場を知ることのできる貴重なチャンスとなっています。
就職サポートが手厚い
アニメ専門学校は、アニメ業界への就職サポートが手厚いです。
履歴書の添削や面接の練習はもちろん、アニメーターの就職には欠かせないポートフォリオ（作品集）のつくり方も指導してくれます。
就職するには技術を身につけるだけでなく、就活で上手く自分をアピールしなければなりません。
アニメ専門学校では技術の習得から就活のサポートまですべて行ってくれるので、就職率の高い学校が多いのです。
＞＞アニメーターをめざすなら知っておきたい「ポートフォリオ」とは？
専門学校に募集をかけるアニメ制作会社も多い
アニメ制作会社は、即戦力を採用するためアニメ専門学校に募集をかけることも多いです。
また、採用した学生が活躍すれば、翌年も同じ学校から学生を採用する可能性もあります。
有名なアニメを手がけるアニメ制作会社が企業説明会を専門学校で行ったり、インターンシップに行ったりできるので、就職のチャンスも広がります。
専門学校デジタルアーツ東京のアニメ学科では、インターンシップを活発に行っています。
在学中から有名作品に携わった学生も多数！
就職サポートについては、パンフレットで詳しく紹介しています。
＞＞資料請求
【経歴別】アニメ専門学校に進学する時のポイント
アニメ専門学校には、色々な経歴の方が入学しています。
経歴によってアニメ専門学校に進学する時のポイントが変わりますので、注意しましょう。
高校生からアニメ専門学校へ進学する場合
高校生からアニメ専門学校へ進学を考えているなら、高校1年生や2年生といった早い段階からオープンキャンパスに参加するのがお勧めです。
早めに進路を決めてAO入試を受験することで、学費減免等の特典を受けられます。
大学生からアニメ専門学校へ進学する場合
大学生がアニメ専門学校へ進学する場合、出願書類や受けられる学費サポートが、高校生とは違うことが多いです。
また「アニメ専門学校へ進学するのは大学卒業後か、中退か、大学と並行して通うのか」といった、入学のタイミングについての悩みもあると思いますので、オープンキャンパス等で相談してみましょう。
社会人からアニメ専門学校へ進学する場合
社会人がアニメ専門学校を選ぶ時は、就職を特に重視しましょう。
専門学校では土日のオープンキャンパス以外にも、平日に個別相談等を行なっているので、時間の都合のつきやすいイベントで就職面についてよく確認するのがお勧めです。
＞＞社会人にもお勧めのアニメ専門学校とは？三つのポイントをご紹介
アニメ専門学校の入試
ここからは入試方法や学費等、アニメ専門学校の基本情報を紹介します。
まずは、アニメ専門学校の入試方法から解説していきましょう。
アニメ専門学校は、大学と違って筆記試験や実技試験がないところがほとんどです。
願書と成績の分かる調査書を元に、書類選考が行われるのが一般的です。
ただ、AO入試では面談が行われることも多いです。
AO入試とは早く志望校を決めた人が対象の入試方法で、入学前からいち早くアニメ制作について勉強できる、受験料や学費が免除される等のメリットがあります。
AO入試は応募期間の締め切りが早いため、志望校は早めに決めておくと良いでしょう。
＞＞アニメ専門学校の入試方法とは？面談ではどんなことを聞かれる？
アニメ専門学校の学費の相場
続いて、アニメ専門学校の一般的な学費を見ていきましょう。
公益社団法人 東京都専修学校各種学校協会が公開している「令和6年度 学生・生徒納付金調査」によると、アニメ、声優、ゲーム分野の専門学校でかかる学費の平均は以下の通りとされています。
| 内訳 | 平均（単位：千円） |
|---|---|
| 入学金 | 約19.1万円 |
| 授業料 | 約83.6万円 |
| 実習費 | 約11.2万円 |
| 設備費 | 約14.9万円 |
| その他 | 約34万円 |
| 合計 | 約132.2万円 |
参考：公益社団法人 東京都専修学校各種学校協会「令和６年度 学生・生徒納付金調査」
アニメ専門学校の学費の相場は、入学金や授業料等すべてあわせて約132万円、2年間で260万円前後と計算できます。
また、別途教材費がかかるので、注意が必要です。
教材費はその年によって変わるので公表していないことが多いですが、専門学校に問い合わせることで教えてもらえる場合もあります。
失敗しないアニメ専門学校の選び方
アニメ専門学校のメリットを見てきて、「自分も通ってみたい」と思った人も多いのではないでしょうか。
ただ、アニメ専門学校は全国にたくさんあるので、どこを選んで良いのか迷ってしまいますよね。
アニメ専門学校を選ぶ時に注意したいポイントは、以下の通りです。
就職率・実績
実績を確認する時は就職率ももちろん大切ですが、最近の卒業生がどんなアニメ制作会社に就職したのかというところまで見るようにします。
過去数年の卒業生が有名なアニメを手がける制作会社に就職していたら、良いアニメ専門学校でしょう。
また、先輩が就職したアニメ制作会社は、その学校と強いつながりを持っている可能性も高いので、どんな会社とつながりがあるのか確認するためにも卒業生の就職先はよく確認するのがお勧めです。
講師とコミュニケーションを取りやすいか
アニメ専門学校を選ぶ時に、講師との相性はとても重要です。
「オープンキャンパスで先生の授業が分かりやすかった」という理由で学校を選ぶ人も少なくありません。
パンフレットやホームページでも講師の情報が見られますが、どんな授業をするのかは実際に授業を受けてみないと分かりません。
ぜひオープンキャンパスに参加して、授業を体験してみてください。
学生の雰囲気
同じアニメ専門学校でも、学校によって学生の雰囲気も変わります。
オープンキャンパスでは在校生に会えるので、どんな学生がいるかよく分かるでしょう。
また、他のオープンキャンパス参加者も、将来一緒に勉強する仲間になるかもしれないので、どんな雰囲気の人がいるのか見てみることをお勧めします。
中には、オープンキャンパスがきっかけで同じ学科の友達ができたというケースもあります。
せっかくオープンキャンパスに参加するなら、アニメ制作の勉強もしてみましょう。
専門学校デジタルアーツ東京の体験入学では、キャラクターの描き方や動かし方を教えてもらえます。
先生が丁寧に教えてくれるので、初心者でも安心して参加できますよ。
＞＞体験入学
制作環境
近年は手描きでアニメを制作する場合でも、デジタルツールをメインに使用する傾向にあります。デジタルツールを扱うスキルを養うには、やはり日頃から触れることが大切。また技術の発展が早い業界であることも加味すると、最新の環境・設備がある専門学校を選ぶべきと言えるでしょう。
専門学校デジタルアーツ東京は、実際にプロが使用する最新のソフトやコンピュータを完備しています。最新かつ充実した環境・設備の中で、即戦力となるスキルやノウハウが身につきます。
専門学校デジタルアーツ東京では放課後にプロ仕様の設備が自由に使え、思い切り創作できます。
業界とのつながり
業界とのつながりがある専門学校は、「在学中から業界と接点をつくれる」「就職活動が有利になる」等のメリットがあります。例えば専門学校デジタルアーツ東京は企業コラボレーションが盛んで、インターンシップも活発です。在学中に実際のアニメ作品に携わることで、将来への良い刺激になること間違いなしでしょう。
また、学校によっては現場で活躍するプロによる指導を受けられることも。経験に基づいた学びを得たい方は講師も要チェックです。
自分が学びたい分野があるか
アニメ専門学校で学べる内容は多岐にわたります。例えば作画を中心に学ぶ専攻や、仕上げの彩色や撮影、CGについて深く学ぶ専攻等があり、こうした専攻・コースによってカリキュラムやめざせる仕事、身につく知識・技術等が違います。
アニメ業界にはさまざまな仕事があるので、通う専門学校を選ぶ時は、自分がめざす夢に近づける分野の勉強ができるかどうかをしっかりとチェックすることが大切です。
認可校・無認可校
認可校とは学校教育法に基づいて都道府県等から認可を受けている専門学校や各種学校を指します。無認可校と比較して公的な奨学金を利用できる、学校から求人情報を提供してもらえる、履歴書に学歴として記載できる等、さまざまなメリットがあります。
それだけではなく、認可を受けるためには修業年限や年間の授業時間のような一定の基準を満たす必要があるため、学習環境も整っているのが一般的です。
このため、可能であれば認可校への進学をめざすことをお勧めします。
立地
立地が良くアクセスしやすい場所にある専門学校は、通学の負担を減らせるのが大きな魅力です。時間に余裕ができるため、知識や技術の習得に専念しやすくなります。また、都心に近い場所にある専門学校は企業との交流や就職活動をしやすく、実務経験を積みやすい等のメリットもあります。
立地は日々の学習のモチベーションはもちろん、自身の成長や就職活動にも関わる要素なので、しっかりと考慮して学校選びをしましょう。
カリキュラム
カリキュラムは、将来めざす仕事に直結する実践的なスキルを効率よく身につけられるかどうかに関係します。前述の通り自分のめざす仕事に応じた分野の学習ができるかどうか、インターンや実習等を含む実践的な授業が多いかどうかをチェックしましょう。
実践的な授業が多いカリキュラムは単なる知識だけではなく、現場で活かせるレベルの技術まで習得することが可能です。また、業界のニーズに対応した最新の授業が展開されるかも重要なチェックポイント。例えば現役のプロ講師による指導が受けられるカリキュラムは、業界における最先端の知識や技術を学びやすいので覚えておきましょう。
学費
専門学校を選ぶ時は学費も考慮しなければなりません。学費を払うためにアルバイトで忙しい、そもそも支払いが追いつかない等の問題があっては勉強どころではありません。無理せず負担のない範囲で通える学校を選びましょう。
学費について考える時は奨学金等の制度をあわせて調べるのがお勧めです。例えば専門学校デジタルアーツ東京は独自の入学サポート制度を設けており、条件に合致する方は初年度授業料が一部免除されます。
ホームページに公的奨学金やローンと共に掲載しているので、参考までにチェックしてください。
アニメ業界の将来性
次に、アニメ業界の将来性について解説しましょう。
日本のアニメ作品の制作本数は増えていて、その理由の1つにサブスクリプション等の配信サービスの流行があります。
日本のアニメは海外の配信業者からも人気で、売り上げも増えています。
アニメ市場全体では売り上げが伸びていますが、国内のアニメ市場は年々減少しているというデータもあり、今後は国内のアニメ市場をどうやって伸ばしていくかが課題となるでしょう。
また、アニメ業界の中でもアニメーターの労働環境が問題になっていましたが、改善されてきています。
デジタル化が進んで効率よく作業できるようになり労働時間が減った、出来高制に固定給がつけられて給料が安定するようになった等、アニメーターの待遇は昔に比べて良くなってきているのです。
さらに、文化庁が若手アニメーター育成プロジェクトを立ち上げる等、若手アニメーターの育成にも注目が集まっています。
このようにアニメーターになった後も、スキルアップできる機会に多く恵まれるでしょう。
アニメ専門学校に関するよくある質問
最後に、アニメ専門学校に関するよくある質問と、その回答をまとめました。
アニメ専門学校は後悔するって本当？
結論から言うと、アニメ専門学校に通って後悔するかどうかは「学校次第」です。
アニメ専門学校が後悔すると言われている主な理由には以下のようなものがあります。
- 学費が高い
- 就職が難しい
- カリキュラムの内容が現場に即していない
- 設備が古い
- 講師の指導力が不足している
高い学費を払ったにもかかわらず環境や設備が不十分で、かつなかなか就職できないと、「通わなければよかった」と感じてしまうのです。
しかし、このような問題は学校選びに気をつければ起こる可能性が格段に減ります。本記事を参考に、納得のいく学校選びをしましょう。
後悔しないアニメ学校を選ぶなら「専門学校デジタルアーツ東京」
アニメの専門学校は何年制？
アニメ専門学校は多くの場合2年制です。ただし学校によって修業年限（通う年数）は異なり、3〜4年制の学校もあります。
3〜4年制の学校は学べる時間が長い分、学費も高額になるので、その点も踏まえて通う学校を選ぶことが大切です。
なお、2年制の学校であれば学費は260万円前後が目安です。修業年限が1年長いと、学費は100万円〜120万円程増えると考えておきましょう。
アニメーターにはどんな人が向いている？
アニメに関わる仕事の中でも人気が高いアニメーター。そんなアニメーターには高い画力や専門的な技術が必要です。そのためにはキャラクターを愛し、アドバイスを受け入れながら描き続けられる熱意と柔軟性のある人が向いています。また、決められた時間の中で必要枚数の絵を描ききるスピード力や、厳しいスケジュールを乗り越える忍耐力等もアニメーターに必要な適性です。
アニメ専門学校の学費が高くて迷ってます。安く通う方法は？
アニメ専門学校の学費負担を減らす方法には、奨学金や教育ローン、学校ごとの独自の入学サポート制度を活用する方法があります。例えば日本学生支援機構の奨学金ならば、条件を満たせば2万円から貸与を受けられます。
学校ごとの独自の入学サポート制度は、特待生制度が一例です。専門学校デジタルアーツ東京の場合、初年度の授業料からランクに応じて5万〜20万円が免除されます。
他にはAO入学を狙うのもお勧め。出願料が免除される、入学後に特別な優遇制度を利用できる等、学費面のさまざまな優遇を受けられます。
卒業後にアニメ業界以外の仕事にも就けますか？
アニメ専門学校で習得した知識や技術はアニメ業界以外で活かせる場合もあり、卒業後に他の業界の仕事に就くことも可能です。
例えばキャラクターデザインを学んだ方ならば、ゲーム業界でキャラクターデザイナーとしての活躍が見込めます。
デッサンやレイアウト等の作画技術を身につけた方はイラストレーターをめざしたり、書籍や広告のイラスト制作に携わったりできるでしょう。
アニメ専門学校に通うのならばアニメ業界をめざすのが一番ですが、他の業界で仕事をしたくなっても進路を変更することは可能なので安心してください。
絵が下手でもアニメ専門学校に入れますか？
アニメ専門学校の中でも初心者を対象としている学校ならば、これまでの経験や現在のスキルに関係なく入学できるケースが多いです。
初心者を対象としているアニメ専門学校は、トレースやデッサン等の基礎的な知識と技術から学べるのが特徴。最終的には長編アニメーション制作等の実践的な授業を通して、現場で即戦力として重宝されるレベルのスキルが身につきます。
今の知識や技術、経験に不安がある方は、ぜひ初心者向けのアニメ専門学校を選びましょう。
＞＞アニメーターに求められる才能とは？
＞＞アニメーターに必要な資格やスキル
まとめ
アニメ専門学校は、現役のプロから直接学べることや、実践的な授業を受けられるのが強みです。
そのため、専門学校卒の学生は、即戦力として就職で有利になることも多いです。
将来アニメ業界で活躍するために、アニメ専門学校の選び方のポイントに注意して、自分にぴったりの専門学校をみつけてくださいね。
業界とのつながりや実績で選ぶなら、専門学校デジタルアーツ東京がお勧めです。
専門学校デジタルアーツ東京のアニメーション学科では、多くの卒業生が有名アニメ制作会社へ就職しています。
専門学校デジタルアーツ東京【アニメ学科】のカリキュラムや講師等、詳しくはこちらをご覧ください。
