高校生からアニメ専門学校をめざすには？疑問を解消しよう
高校生になったら、将来の進路を考えることも多くなります。
自分の好きなことを仕事にしたいと思っても「自分が向いているか分からない」「好きなことで収入を得る自信がない」という理由であきらめてしまう人も少なくありません。
今回は、アニメーターになりたい、またはアニメ専門学校に通いたいけど迷っているという高校生のために、今からやっておきたいことや、アニメーターに関する疑問とその答えをご紹介します。
- 1.アニメーターになるため、高校生のうちにすること
- 1-1.アニメーターの仕事を知る
- 1-2.知識やスキルを磨く
- 2.高校生からアニメ専門学校に入学するまでのスケジュール
- 2-1.高校1年生、2年生
- 2-2.高校3年生
- 3.高校生向け・アニメーターに関する疑問
- 3-1.アニメーターの給料は安い？
- 3-2.絵に自信がないけど、アニメーターになれる？
- 3-3.アニメーターに必要な資格はある？
- 4.専門学校デジタルアーツ東京が選ばれる理由
- 4-1.実績がある
- 4-2.5つの強み
- 4-3.AO入学制度
- 5.まとめ
＜目次＞
アニメーターになるため、高校生のうちにすること
まずは、高校生のうちにやっておきたいアニメーターになるための準備を、2つご紹介します。
アニメーターの仕事を知る
今、アニメーターになるか迷っている高校生は、アニメーターの仕事内容がいまいちよく分からないことが理由かもしれません。
まずは、アニメーターがどこで働いていて、どんな仕事をしていて、どれくらい給料をもらっているのかを調べましょう。
こちらの記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
＞＞アニメーターになるには？資格は必要？一般的なルートや必要なスキルとあわせて解説
アニメーターの仕事の一部を以下にご紹介します。
| 原画製作 | キャラクターの動きの元となる絵を描く作業。この絵を基に、アニメの動きが決まります。 |
| 動画制作 | 原画と原画の間の動画を描く作業。滑らかな動きをつくり出すことが重要です。 |
| CG制作 | 3D技術を使い、背景等を作成する作業。 |
これらの作業以外にも、アニメーターにはさまざまな役割があります。
専門学校デジタルアーツ東京のコラムで、アニメーターやアニメ制作に関する仕事について解説しているので、参考にしてみてください。
＞＞アニメコラム
また、アニメーターの仕事を知るためには、アニメ専門学校のオープンキャンパスに参加するのが一番です。
オープンキャンパスに参加して、アニメーターの仕事内容や、自分がアニメーターに向いているのかを確認しましょう。
知識やスキルを磨く
アニメーターになったらまず、先輩が描いた絵を清書したり、先輩の描いた絵を元に動画を描いたりするところから始まります。
そのため、よく観察して描く能力が求められます。
観察力を磨いて絵の基礎を身につけるには、デッサンやクロッキーがお勧めです。
また、画力のみではなく、観察力・スピード・忍耐力等も鍛えると、スキルアップに役立つでしょう。
さらに、基本的なデジタルスキルを勉強しておくと、専門学校でツールを使う際に、スムーズに始められます。
これらは、高校生のうちに必ずやらなければいけない訳ではありませんが、早めに始めておくと、専門学校でアニメーターの勉強をする時に役に立つでしょう。
こちらの記事でも 解説していますので、参考にしてください。
＞＞アニメーターに必要な資格やスキル
＞＞10代でアニメーターになるには？メリットや適正年齢とは
高校生からアニメ専門学校に入学するまでのスケジュール
では、高校生からアニメーターをめざすには、具体的にいつ何をすれば良いのかを紹介していきます。
アニメーターになるための進路はいくつかありますが、今回は最も一般的な、専門学校に通う進路を見ていきましょう。
高校1、2年生
先述した「アニメーターの仕事を知る」「知識やスキルを磨く」ことは、早いうちから始めた方が良いでしょう。
アニメーターの仕事を知るため、そして志望校を早めに絞るためにも、高校2年生までにはオープンキャンパスに参加するのがお勧めです。
アニメーター以外にも気になる仕事があるという方は、高校1年生のうちから色々な分野の学校を見ておくと、選択の幅が広がります。
高校3年生
多くの専門学校ではAO入試制度がありますが、6/1から受付を開始する学校がほとんどです。
そのためAO入試を狙うなら、高校3年生の6/1より前に志望校を決めるようにしましょう。
AO入試を受けることで、定員のある減免制度に早く申し込めたり、早く進路が決まる分アニメーターの勉強を先取りできたりと、メリットがたくさんあります。
AO入試の第一期の受付が終了しても、第二期や、推薦入試・一般入試等の入試方法の受付がスタートしますので、6/1までに志望校を決めていない方でも遅くはありません。
ただ、人気の専門学校や学科はすぐに定員に達してしまうこともあるので、早めに志望校を決めた方が良いことには変わりありません。
高校生向け・アニメーターに関する疑問
ここからは、高校生がアニメーターをめざす時によくある疑問とその回答をご紹介します。
アニメーターの給料は安い？
アニメーターをめざす高校生やその保護者の中には、「アニメーターは給料が安い？」「ちゃんと食べていける？」という疑問を持つ方も少なくありません。
アニメーターの給料を他の業界とデータで比較すると低い傾向にあります。
厚生労働省のデータによると、アニメーターの平均年齢が41歳、平均年収が442.4万円です。
参照：厚生労働省「アニメーター （job tag）」
一方、給与所得者の平均年齢は42.9歳、平均年収は461万円となっており、わずかではありますが差があります。
参照：国税庁「II 1年を通じて勤務した給与所得者_1 平均給与」
これは、経験の少ない若い世代のアニメーターの収入が少ないため、平均年収が低くなるという側面もあります。
アニメーターの給料は元々、描いた枚数で給料が決まる『出来高制』でした。しかし、それでは描くのが遅い新人アニメーターの給料が低くなってしまうという問題があるので、近年は『固定給＋出来高制』にする制作会社も増えています。
また、ネット配信や海外での日本アニメの人気拡大により、業界全体の需要は増加しています。
こうした背景から、将来的にはアニメーターの給料改善や雇用安定化が期待されています。
さらに、専門学校等で技術や知識をしっかり身につけると、キャリアアップの機会が広がり、給料が上がる可能性が高まります。
このようにアニメーターは安定した給料がもらえるよう、改善が進められています。
アニメーターの給料や将来性についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
＞＞アニメーターの平均収入は？労働環境や収入UPの方法も解説
＞＞アニメーターの将来性とは？これからめざす人が気をつけたいこと
絵に自信がないけど、アニメーターになれる？
「絵を描くのは好きだけど、プロのアニメーターになれる自信がない」という理由で夢を諦めてしまうのはもったいないです。
アニメーターをめざして専門学校に通う人の多くが、初心者からスタートしています。
また、イラスト（静止画）とアニメ（動画）で使われる絵では、求められるスキルが違います。
アニメ制作に関するスキルを高校生から身につけている人はほとんどいないので、「自分よりイラストが上手い人はたくさんいるから」と諦める必要はありません。
専門学校はスキルを身につけるための場所なので、高校生のうちはそこまでスキルにこだわらなくても大丈夫です。
ただ、それでもスキルに不安があるなら、デッサンやクロッキーは早めに始めておくのがお勧めです。
アニメーターに必要な資格はある？
アニメーターになるために、必要な資格はありませんが、持っていると有利な資格はあります。
- アニメーション実施試験
- CGクリエーター試験
- 色彩検定
- 画像処理エンジニア検定
これらの資格を持っていると知識やスキルをアピールすることができるため、履歴書の作成や就職活動の際に有利になることがあるでしょう。
専門学校デジタルアーツ東京が選ばれる理由
アニメーターをめざす高校生にとって、どの学校で学ぶのかは重要な選択です。ここからは、専門学校デジタルアーツ東京が選ばれる具体的な理由を3つご紹介します。
実績がある
アニメ専門学校を選ぶ時のポイントはいくつかありますが、その一つに実績があります。
先輩が就職した会社なら、後輩も採用されやすいことがあるので、実績はよくチェックすると良いでしょう。
専門学校デジタルアーツ東京では、有名なアニメ制作会社に就職した卒業生がたくさんいます。
憧れのアニメ制作会社に就職した先輩はいるか、実績ページを見て確認してみましょう。
5つの強み
専門学校デジタルアーツ東京には「5つの強み」があります。
強み① 少人数での指導
1クラス15～25人の少人数制のため、質問がしやすく、それぞれに丁寧な指導を受けられます。
強み② 在学中にデビュー
アニメ業界には、OBやOGの方が多く活躍しています。頑張り次第では、在学中にデビューの機会があるかもしれません。
強み③ 業界との連携がある
業界の第一線で活躍している卒業生がおり、現場により近い視点からのサポートがあります。学びや就職にもつながる心強い環境です。
強み④ 立地が良い
池袋駅から徒歩3分とアクセスしやすい環境で、通学に便利です。
強み⑤ 他学科とのコラボが可能
専門学校デジタルアーツ東京独自のカリキュラムにより、学内で他学科と協力し作品制作が可能です。より実践的な学びにつなげることができます。
詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
＞＞専門学校デジタルアーツ東京の「5つの強み」
AO入学制度
専門学校デジタルアーツ東京では、AO入学制度を導入しています。
AO入学制度は、本校の「アドミッションポリシー（入学者受け入れ方針）」に合致する意欲のある学生にとって入学しやすい制度です。
本校が求める学生は、各学科で学ぶという強い意志を持ち、将来それぞれの分野で社会貢献をめざす方です。
自主的に行動し、他の学生とも協力できる姿勢も重要です。さらに、周囲の人の立場を理解し敬意を払える学生を求めています。
AO入学制度を利用することによって、以下のメリットがあります。
| 早期スタート | 学習の準備や生活環境を早く整えることができ、入学後の授業をスムーズに進めることができます。 |
| 意欲を重視 | 自分の得意分野や興味をアピールすることで、熱意や意欲を評価してもらえます。 |
| 出願料が免除 | AO入学のエントリーは無料です。また出願料も免除されます。 |
| 優遇制度の利用 | クリエイティブ優遇やその他の優遇制度に応募することが可能です。授業料の一部免除が受けられます。 |
| 学費の分割納入や延長が可能 | 手続き不要で学費の支払いを分割することが可能です。通常よりも納入期限を延ばすことができる特別制度です。 |
詳しくは、こちらをご覧ください。
＞＞募集要項AO入学
まとめ
アニメーターをめざす高校生は、まずアニメーターの仕事内容をしっかり理解しましょう。高校1年生や2年生等、早い段階からオープンキャンパスに参加し、自分に合った学校を探すことが大切です。
また、高校3年生の6月までにAO入試で受験するとさまざまなメリットがあります。
どの学校を選ぶか迷っているなら、こちらのコラムで専門学校の選び方を確認できます。
＞＞アニメ専門学校は行くべき？就職で失敗しないための学校の選び方
専門学校デジタルアーツ東京では、体験入学を実施しております。
実際に参加することで、学校の雰囲気や授業の様子を直接感じていただけますので、ぜひお気軽にご参加ください。
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