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アニメコラム

アニメ業界の将来性。アニメーターは今後どうなる?

アニメ業界の将来性。アニメーターは今後どうなる?

アニメ業界をめざす方にとって、アニメ業界の将来性は気になるところだと思います。

この記事では、アニメ業界の将来性や課題、そしてこれからアニメ業界をめざすにあたって意識したいことについてご紹介していきます。

アニメ業界はどうなる?

まずはアニメ業界全体について、最近の動向から将来性を見ていきましょう。

参考URL:アニメ制作業界の市場規模は約2400億円 伸び率は’11年以降で最低、成長に急ブレーキ

参考URL:コンテンツ産業における日本アニメの実態と今後を考える

アニメ制作市場は右肩上がり

2019年のアニメ制作市場は約2400億円と、9年連続で増加しています。

アニメ映画のヒット作が続いたことや、中国を始め海外のアニメ制作会社からの依頼が増えていることが原因と考えられています。

日本のアニメ制作の技術の高さは海外でも有名で、作品のクオリティを上げるために、海外からも制作依頼が来るのです。

動画配信が主流になってきている

Amazonプライム・ビデオやNetflix等、動画配信サービスが一般的になっています。

その流れを受けて、動画配信でアニメを観る人も多くなってきています。

動画配信サービスオリジナルのアニメも、たくさん制作されていますよね。

2019年には、初めて動画配信市場がDVD等のビデオパッケージ市場を抜きました。

動画配信サービスは海外への同時配信ができ、海外ファンも獲得しやすいため、今後もますます成長していくと考えられます。

メディアミックスが当たり前に

1つの原作からアニメ、マンガ、ゲーム等の複数メディアを展開する方法を、メディアミックスと言います。

昔からある手法ですが、今や大ヒット作品のほとんどがメディアミックス作品です。

原作がある作品をアニメ化する時、アニメ監督、プロデューサー、美術監督、キャラクターデザイナー等は、原作を活かした企画や設定を考える必要があります。

つまり、原作を理解してアニメ作品に活かすスキルを求められる機会が増えたということです。

アニメ業界・アニメーターの課題と、その解決策

アニメ業界・アニメーターの課題と、その解決策

市場を順調に伸ばしているアニメ業界ですが、主にアニメーターに関する課題がまだ残っています。

ここからはアニメ業界の課題と、それに対する解決策について解説していきましょう。

働き方の改善

アニメ業界、特にアニメーターは「給料が安い」「労働時間が長い」といったネガティブなイメージを持たれがちですが、現在は改善が進んでいます。

まず給料について、これまでアニメーターは1枚いくらという出来高制が一般的でした。

しかし、早く描けない新人アニメーターの給料が安くなってしまうため、新人のうちは固定給+出来高制にする等の見直しがされています。

続いて長時間労働については、デジタル化が進んで効率よく作業できるようになりました。

新しい機材を買う、作画を外注する等、長時間労働にならないための工夫にお金を使う企業も増えています。

アニメーターの育成

作画を外注すると働き方が改善される一方で、若手アニメーターが育ちにくいという課題もあります。

2019年はアニメーターの育成を進めたことで、社内で対応できる案件が増えて、売上アップにつながった会社も多く見られました。

これを受けて、今後もアニメーターの育成に力を入れる会社が増えていくでしょう。

アニメーターの育成に注力しているのは、会社だけではありません。

文化庁は2010年から、若手アニメーターを対象にアニメ制作の講座や指導を行う「若手アニメーター等人材育成事業」を開始しています。

参考URL:あにめたまご2020

これからアニメ業界をめざす方へ

これからアニメ業界をめざす方へ

最後にアニメ業界をめざす方に向けて、今から意識しておきたいことを二つご紹介します。

デジタル化に対応していこう

働き方改革のため、デジタル化を進めるアニメ制作会社も増えています。

また新型コロナウイルスの流行によって、アニメ業界でもテレワーク化が一気に進みました。

こうしたデジタル化の流れについていけるよう、これからアニメ業界をめざす方はデジタルでのアニメ制作の方法について学ぶ必要があります。

デジタルソフトを使いこなせるようになる他、リモートでのコミュニケーションの取り方等、学生のうちに身につけておくと良いでしょう。

アニメ制作の工程を幅広く理解しよう

アニメは色々な会社や職種が協力し合ってつくられるので、自分の担当とは別の工程を理解しておくと、仕事がスムーズにできるようになるでしょう。

若手アニメーター等人材育成事業「あにめたまご」でも、アニメーション制作のすべての工程を理解するための研修を行っています。

専門学校デジタルアーツ東京のアニメ学科では、学科内でグループ制作をするだけでなく、ノベルス・シナリオ学科、声優学科とのコラボレーションで作品をつくる実習もあります。

学科を越えた実習で、アニメ制作のことを幅広く学びましょう。

>>アニメ学科

まとめ

今回は、アニメ業界やアニメーターの将来性についてご紹介しました。

ここ数年アニメ市場は拡大し続けていて、動画配信サービスの流行によって海外へも進出しやすくなっています。

主にアニメーターの働き方や育成に関して課題もありますが、改善するための動きもあるので、これからアニメーターをめざす方が就職する頃には、より良い環境で働けることが期待できるでしょう。

また、アニメ業界の動きに合わせてスキルを身につけることも、ぜひ意識してください。

専門学校デジタルアーツ東京では、業界が求めるスキルをプロから直接教わることができます。

授業内容が気になった方は、パンフレットでくわしくチェックしてみてくださいね。

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アニメ専門学校に通うか迷っている方は、こちらの記事もご覧ください。

>>アニメ専門学校は行くべき?就職で失敗しないための学校の選び方