• 資料請求はコチラ
  • 体験入学はコチラ
  • 学校公開情報詳細はコチラから

アニメ、声優、イラスト、マンガ、ゲーム、ノベルス、フィギュアの専門学校

  • お問い合わせフォーム
  • アクセス・連絡先

アニメコラム

アニメーターの平均収入は?労働環境や収入UPの方法も解説

アニメーターの平均収入は?労働環境や収入UPの方法も解説

アニメ業界は華やかで人気のある業界です。中でもアニメーターになりたい人は後を絶ちません。

しかし、アニメーターは収入が安いと言われていることから、将来の仕事としてめざすのは少々不安だと感じる方もいるようです。

実は、アニメーターの収入は思っている程、安くはありません。この記事では アニメーターの平均年収や年齢別の収入をまとめていますので、アニメーターをめざしている方で、収入面が気になる方はぜひご覧ください。

アニメーターとは

アニメーターとは、アニメーションの制作において作画を担当する職種のことです。アニメに関連する職種の中でも特に人気が高く、アニメ業界への就職を望む方でアニメーターをめざす方は多くいます。

アニメーターという名前からアニメの仕事に携わるイメージが強いですが、アニメ以外に映画やゲーム、Web等の分野にも活躍の場があります。

とはいえアニメーターを志す方のほとんどは、やはりアニメ業界で働くことを希望する傾向にあるようです。

アニメは動きのあるコンテンツなので、一枚絵よりも動きのある絵を描くことが好きな方が、よりアニメーターに向いているといえるでしょう。

>>アニメーターの3大魅力

>>アニメーターになるには?

アニメーターの雇用形態

アニメーターの主な雇用形態には正社員、契約社員、フリーランス等があります。

中でもフリーランスの割合は多く、厚生労働省のデータによると、約64%のアニメーターがフリーランスとして働いているようです。

参考URL:アニメーター

フリーランスで働く場合、報酬は完全出来高制なので成果を出していかないと収入を確保できません。新人のアニメーターの場合、原画・動画1枚200〜300円が相場とされており決して高くはないことから、始めは固定給をもらえる正社員や契約社員として経験を積むほうが安心といえるでしょう。

アニメーターの平均年収

厚生労働省の調査によると、全国のアニメーターの平均年収は442.4万円、月額だと24.7万円という結果となっています。

参考URL:アニメーター

同じく国税庁によると、一般的な労働者の給与は年間で平均461万円とのことです。

参考URL:1年を通じて勤務した給与所得者

このように数字で見ると、確かにアニメーターは一般的なサラリーマンに比べて収入が低い傾向にあることが分かります。

しかし、実はこの数字背景には、20代の見習いアニメーターの収入が低いため全体の平均年収も低く見えてしまっているという事情があります。

正確にいえば、収入が少ないのは新人時代のアニメーターです。

アニメーターの労働環境

アニメーターの収入について考える時、あわせてチェックしておきたいのが労働環境です。

先程、若いアニメーターは収入が低い傾向にあるとお話ししました。加えて新人時代のアニメーターは労働時間も長い傾向にあるという点に留意しましょう。アニメーターが担当する作画の作業は、質はもちろん枚数も必要であるため、慣れないうちは時間がかかりやすいのです。

この事実を知らないと、憧れのアニメーターに就職しても、想像していた生活との差に疲れてしまうかもしれません。

アニメーターの仕事は最初こそ苦労が多いですが、経験が増えるにつれて作業スピードや効率が上がり、労働時間が短くなっていき、収入も大きく上がります。アニメーターをめざす方はそのことを念頭に置いておきましょう。

>>新人アニメーターの1日の仕事内容とは

若いアニメーターの収入が少ない理由

若いアニメーターの収入が少ないという事実が分かりましたが、そもそもなぜ、アニメーターは若い頃に収入を得にくいのでしょうか?

続いては若いアニメーターの収入が少ない理由を見ていきましょう。

制作費が少ない

アニメは昔から制作費を抑えながらつくられる傾向にあります。
その名残が今もあり、アニメを制作する際は、できるだけコストをかけないよう試行錯誤されているのが現状です。

しかし、力のあるアニメーターに仕事を任せるにはある程度の報酬を支払わなければなりません。その分、業界未経験の若いアニメーターの給料を低く抑えざるを得ない、という事情があります。

少ない収入でも働きたい

アニメーターは人気のある職業なので、収入が少なくても仕事をしたいという方がたくさんいます。
需要が高いことから制作会社側は高い給料を提示しなくても人を採用できてしまい、結果として新人アニメーターの収入が低くなってしまいます。

一方で離職率も非常に高い仕事なので、経験のあるアニメーターは希少です。
そのため、頑張って技術を磨いたベテランのアニメーターに対しては、会社側も高い給与を支払って積極的に雇い入れようとします。仕事を長く続けていくうちに、収入面の待遇が気にならなくなってくるでしょう。

固定報酬ではなく歩合制

アニメーターは出来高制の賃金形態であるケースが多いことから、収入の差が大きく、未熟なうちは収入が少なめの傾向にあります。

また、アニメがヒットしてグッズ等が売れてもアニメーターの報酬は変わらないことから、収入が伸びにくいのもアニメーターの収入が少ない要因の1つです。

アニメーターが収入を上げる方法とは

アニメーターが収入を上げる方法とは

出世する

アニメーターとして仕事を続けていれば、当たり前ですが能力が上がってきます。
仕事の大変さや収入を理由に多くの人が途中で仕事を辞めてしまうので、能力のあるアニメーターはあまり多く居ません。

一定以上のレベルになると、自然と社内での地位が上がり収入も上がっていきます。
また、仕事にもなれてきたら、動画や原画の仕事よりステップアップして作画監督に抜擢されることもあります。
この場合、仕事ぶりを認められたということと人手不足の影響で抜擢されることが多いです。

作画監督を行うことで、より広い視野でアニメ制作に携わることができ、普段は見えないアニメ制作の部分が見えてきます。
そうやって経験を少しずつ積み重ねていくと収入を上げることにもつながるでしょう。

大手の制作会社へ転職する

収入を上げる方法は出世だけではありません。
若いアニメーターの多くがすぐに離職してしまうため、スキルのあるアニメーターは転職市場でも人気です。

手っ取り早く収入をアップさせたいなら、スキルを磨きヘッドハンティングされるか、大手のアニメ制作会社に転職すると給料が固定給になり、生活を落ち着かせることができます。
制作会社にデスクを置き仕事を直接受ける場合は、比較的高い単価で仕事を請け負うことができるでしょう。

フリーランスに転向する

それなりのスキルや実績は必要なものの、フリーランスは成功すれば大きな収入を得られます。仕事をしただけ報酬を得られるので、固定給の正社員や契約社員に比べて収入を得やすい傾向にあります。

未経験からアニメーターをめざすなら専門学校へ

アニメーターとして働くのはスキルがないと難しく、収入面を考慮しても厳しいため、まずは専門学校でスキルを身につけるのがお勧めです。専門学校ではめざす職種に応じた学習ができます。

専門学校デジタルアーツ東京のアニメ学科にはアニメーターコースがあり、基礎から専門技術まで学ぶことが可能です。第一線で活躍できるアニメーターへ成長したい方はぜひ入学を検討してみてはいかがでしょうか?

アニメーターに必要なスキル

アニメーターは資格が不要であり、必要なスキルさえ習得していれば独学でもめざせます。
ただし専門学校に通うルートに比べて長い時間がかかり、また難易度も高い点に注意しましょう。

>>アニメーターに求められる才能とは?

>>アニメーターに必要な資格やスキル

画力

作画を担当する職種であるため、アニメーターには当然高い画力が求められます。特に、アニメならではといえる躍動感を表現する能力や、動きのあるキャラクターの魅力を伝える能力がとても重要です。

時には描いた絵に対して修正を依頼されることもありますが、指摘を素直に受け止め、絵に反映させることも求められます。

デッサンやトレース等の専門技術

絵のクオリティを向上させるためには、デッサンやトレース等の専門技術を身につけておく必要があります。

また現場では、画面に映るキャラクターをより魅力的に見せるための画面構成力も重視されます。キャラクターに命を吹き込むアニメーターをめざすなら、画面構成力も磨くことが大切です。

作業スピード

アニメーターは作品によって描く絵の枚数が異なり、決められた時間の中で必要な枚数を書かなければなりません。

絵のクオリティを向上させつつ、作業スピードも上げるための訓練が欠かせません。

忍耐力

アニメーターの仕事は残業や休日出勤等があり、時に厳しいスケジュールで進行することになります。また一人前のアニメーターになるまでに、長い下積み時代を経なければなりません。

このような日々を耐えて仕事を続ける忍耐力や、それでもアニメ制作に関わりたいというアニメへの情熱が求められる仕事といえるでしょう。

まとめ

まとめ

今回はアニメーターの収入についてご紹介しました。
アニメーターになりたての頃は、収入が少なく仕事が忙しいという特徴があります。

しかし、アニメが好きで、絵を描く仕事が楽しいと思う人やアニメ制作の技術を高めたい人にとって、一日中アニメの作画ができるアニメーターの仕事は天職といっても間違いありません。
アニメーターの仕事に興味を持っているなら、アニメーターの勉強ができる専門学校を調べてみましょう。

専門学校デジタルアーツ東京 体験入学

専門学校デジタルアーツ東京 説明会・学校見学

アニメ専門学校は行くべき?就職で失敗しないための学校の選び方

デジタルアーツ東京【アニメ学科】トップへ戻る

アニメ業界に関するコラム一覧へ戻る