サンドボックスゲームとは?特徴やお勧め作品を紹介
ゲームを趣味とする方なら「サンドボックスゲーム」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。しかし、どのようなゲームか分からない方も多いのでは。
そこで、本記事ではサンドボックスゲームについて特徴やお勧め作品をご紹介します。
サンドボックスゲームとは
サンドボックスゲームとはゲームジャンルの1つです。明確な目標やストーリー、タスク等がなく、与えられた空間や世界観で、ユーザーは自由自在に遊ぶことができます。
「サンドボックス=砂場」遊びがジャンル名の由来です。
オープンワールドとの違い
オープンワールドではマップ間の切り替え時にロードを挟みません。最初からどの街やダンジョンにも行くことができます。
一方でサンドボックスゲームとは異なり、ストーリーやクエストが用意されているケースが大半です。クラシックなRPGゲームのようにストーリーでの行き先やクエストの受注順が決まっている訳ではありませんが、それでもストーリーが完結した時や、すべてのクエストをこなした時等、どこかに終わりが存在します。
終わりが存在せず、心ゆくまで遊べるサンドボックスゲームとはこの点で違います。
サンドボックスゲームの特徴
サンドボックスゲームの特徴をさらに詳しく見てみましょう。
目標やストーリーがない
前述の通りサンドボックスゲームでは、ゲーム内で目標やストーリーが提示されることは基本的にありません。ゲームの内容に沿って、自分なりの遊び方・楽しみ方を模索するのが大きな特徴です。
例えばものづくり系のゲームであれば、何をつくるのかを自分で決めて材料集めや制作に取り組みます。生活系のゲームであればNPC(Non Player Character)と親交を深めたり釣りや街づくりに力を入れたり、スローライフを満喫します。
ゲーム内の指針がないからこそ、自分自身で目標や楽しみ方をみつけることが大切です。
自由度が高い
サンドボックスゲームの大半は、ゲーム内で行えることの自由度が高いという特徴もあります。
分かりやすいのはものづくり系のゲームです。実在する建築物や都市の街並み、世界遺産まで再現することができます。もちろん、現実には存在しない自分だけの家や建物、街等をつくることもできます。
ものづくり系のゲーム以外に関しても、1つの作品内で幅広い遊び方が提供されているものが多いです。目標やストーリーがなくても楽しめるのは、その自由度の高さゆえと言えるでしょう。
長く遊び続けられる
アップデートがあるオンラインゲームを除いて、一般的なゲームはクエストをすべて完了したり、ストーリーが完結したり、何らかの形での終わりがあります。しかし、サンドボックスゲームにはこうした終わりがありません。自分なりの目標や楽しみ方をみつけられる限り、いつまでも遊び続けることができます。
【PC・コンシューマー編】サンドボックスゲームのお勧め5選
ここからは、サンドボックスゲームのお勧めタイトルをご紹介します。
まずはPC・コンシューマーゲームのお勧めタイトルです。
1.Minecraft(マインクラフト)
ものづくり系のサンドボックスゲームとして不動の人気を誇るタイトルです。無限に広がる3Dの世界にブロックを配置することで建築物はもちろん、自然物をつくることもできます。
実はサバイバルゲームとしての側面もあり、襲い来る敵から身を守ったり、狩猟や栽培で食料を確保したりする工夫も必要です。
2.どうぶつの森
こちらも古くから親しまれている生活系サンドボックスゲームです。最新作のSwitch版「あつまれ どうぶつの森」は、外出自粛が推奨されていた時期に爆発的な売り上げとなりました。
ゲーム内ではNPCである村の住民と交流したり、魚釣りや虫捕りを楽しんだり、スローライフを満喫できます。また同じゲームで遊ぶ友達を村に呼んだり、別の村に遊びに行ったりもできます。
3.Terraria(テラリア)
ドットのデザインが懐かしさを感じさせるものづくり系のサンドボックスゲームです。広い世界で素材を集め、それらを使って気ままにものづくり・建築を楽しめます。
4人同時に遊べるマルチプレイにも対応しています。友達とプレイすることでより良い作品を生み出せることでしょう。
4.ARK: Survival Evolved(アーク)
恐竜が住む島でサバイバル生活を送るオープンワールド型のサンドボックスゲームです。プレイヤーは食料や住居を自給自足でまかないながら、厳しい環境を生き延びることをめざします。
ライフやスタミナの他、空腹や喉の渇き等現実にリンクしたステータスが設定されていて、気温や天候にも気をつけなければならないのが斬新です。
5.Kenshi(ケンシ)
広大な世界で剣士として生きるオープンワールド型のサンドボックスゲームです。自由探索がメインテーマであり、プレイヤーは部隊仲間を育成しながら、剣士として砂漠の世界を生き抜くために行動します。
しかし、展開によっては体の一部を失ったり、奴隷にされたりとかなりハードです。
【スマホアプリ編】サンドボックスゲームのお勧め5選
続いては、スマートフォンで遊べるお勧めのサンドボックスゲームをご紹介します。
1.WorldBox – サンドボックス神シミュレーター
神の視点で世界をつくるサンドボックスゲームです。一般的なものづくり系のタイトルとは異なり、本作では土地や海、川といった地形を自分でつくったり、そこに人や動物、モンスター等を配置したりできます。
また、時には自分で火災や地震等の災害を引き起こすことも可能。世界が変化する様子を見守るのが楽しいゲームです。
2.アニマルレボルトバトルシミュレーター: 恐竜とゴジラの戦い
生き物同士を戦わせるバトルシミュレーターサンドボックスゲームです。武器をつけてカスタムした動物や恐竜等の生き物で軍隊をつくり、戦わせることで戦闘の行方を見守るゲームです。現実世界では絶対に見られない生き物達の激しいバトルを心ゆくまで観察できます。
3.Block Craft 3D: 街づくりシミュレーションゲーム
家や城、街等の建築ができる3Dのものづくり系サンドボックスゲームです。最初は置けるブロックの種類が限られていますが、レベルアップとともに徐々に使えるブロックが増え、建築の幅も広がります。チュートリアルがついているので同様のゲームが初めての方でも遊びやすいです。
4.マイリトルユニバース(My Little Universe)
無人の島で土地開拓を行うサンドボックスゲームです。木材や鉄を採集し、道具を強化しながら島を広げていきます。シンプルながらやりこみ要素が多く、夢中で遊べるゲームです。
5.アルビオン・オンライン
ファンタジーMMORPGに分類されるサンドボックスゲームです。素材を収集して武器や防具をクラフトしながら、冒険者としての成長をめざします。
素材収集は他の冒険者(プレイヤー)と競い合う形になっているのが本作の特徴。また他の冒険者との対戦に勝利して報酬をゲットする、略奪する等の形でもアイテムを入手でき、PvP的な要素が強い作品です。
まとめ
本記事ではサンドボックスゲームについて特徴やお勧め作品をご紹介しました。
サンドボックスゲームは目標やストーリーがありません。自分で遊び方・楽しみ方をみつけることが大切なゲームです。
しかし、自由度が高く長期的に遊べるという特徴があるため、ハマる人も少なくありません。
今回ご紹介したサンドボックスゲームの中から、みなさんもお気に入りの作品をみつけてみてください。
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