代表的なゲームの種類(ジャンル)を特徴や作品例とともに紹介
ゲームといってもその種類はさまざま。コマンド選択式のものやリアルタイムでキャラクターを操作するもの、ペットを育てたり街づくりをしたりするもの等もあり、色々な人が楽しめるようになっています。
この記事ではそんなゲームの種類(ジャンル)を紹介します。自分に合ったゲームを探している人はもちろん、将来はゲームづくりに携わりたいという人もぜひご覧ください。
ゲームの分類方法
ゲームの種類について解説する前に、ゲームの分類方法は以下2つのパターンがあることを知っておきましょう。
- ゲームシステムによる分類
- プラットフォームによる分類
ゲームシステムによる分類とは、ゲーム内でどのようなことが起こるのか、どんな遊び方をするのかというルールや仕組みを基準とした分類です。このようなゲームシステムによる分類は「ジャンル」と呼び、RPGやアドベンチャー等、いくつもの種類があります。
プラットフォームによる分類とは、ゲームをプレイする際に使用するコンピュータを基準とした分類です。以下の4種類があります。
コンシューマーゲーム | Nintendo SwitchやPlayStation5等、専用の家庭用ゲーム機でプレイするゲーム |
スマートフォン(スマホ)ゲーム | スマートフォンを使ってプレイするゲーム |
PCゲーム | PC(パソコン)を使ってプレイするゲーム |
アーケードゲーム | ゲームセンター等のアミューズメント施設に設置された、専用の大型ゲーム機でプレイするゲーム |
この記事では2パターンの分類方法のうち、1つ目に挙げたゲームシステムによる分類、つまりゲームのジャンルを紹介します。
代表的なゲームの種類(ジャンル)
代表的なゲームのジャンルには以下の10種類があります。
- RPG(ロールプレイングゲーム)
- アクションゲーム
- アドベンチャーゲーム
- シミュレーションゲーム
- ストラテジーゲーム
- レースゲーム
- 音楽ゲーム(リズムゲーム)
- ホラーゲーム
- シューティングゲーム
- カードゲーム
どのようなルールや仕組みでつくられているゲームで、どんなおもしろさがあるのか、それぞれの特徴や作品例をみていきましょう。
ゲームの代表的なジャンルの1つです。プレイヤー自身がゲーム内のキャラクターになりきって冒険や戦闘を行います。
近年はゲームの中の世界を自由に動き回れるような作品が増えており、まるで自分自身が冒険を楽しんでいるように感じられるのがPRGの魅力です。
RPGをさらに細分化したアクションROG、シミュレーションRPG等もあります。
なお、RPGは「Role Playing Game(ロールプレイングゲーム)」の頭文字をとった略称です。
作品例
- 「ファイナルファンタジー」シリーズ
- 「ドラゴンクエスト」シリーズ
- 「ポケットモンスター」シリーズ
リアルタイムにキャラクターを操作することで敵を倒したり、アイテムを集めたりすることでさまざまなタスクをこなすゲームです。
状況判断力やスピーディーなコマンド入力が求められるゲームであり、難易度は比較的高め。だからこそ、目的を達成した時の喜びはひとしおと言えるでしょう。
「格ゲー」の略称で知られる格闘ゲームもアクションゲームに含まれます。
作品例
- 「モンスターハンター」シリーズ
- 「ストリートファイター」シリーズ
- 「スーパーマリオブラザーズ」シリーズ
画面上のテキストによる会話や、画像による状況説明を基に、謎解きをしたりキャラクターとの関係性を深めたりしていくゲームです。
ゲームのテクニックよりも知識や発想力、状況把握力、論理的思考力等が必要なゲームであり、「コマンド操作が苦手」という人でも楽しむことができます。
作品例
- 「逆転裁判」シリーズ
- 「ダンガンロンパ」シリーズ
- 「ひぐらしのなく頃に」シリーズ
現実には存在しない世界の中で、恋愛や経営、育成等を擬似的に体験できるゲームです。
戦国時代の兵士となって敵と戦う、牧場経営を行う、魅力的なキャラクターと恋愛を楽しむ等、体験できる内容は作品によって実に多種多様。歴史や世界、生活の知識が身につく作品も多くあります。
作品例
- 「ときめきメモリアル」シリーズ
- 「牧場物語」シリーズ
- 「信長の野望」シリーズ
画面上に盤面が展開され、そのうえでリアルタイムまたはターン制の戦闘が繰り広げられるゲームです。プレイヤーは盤面上に駒となるキャラクターを配置し、行動を指示しながら勝利をめざします。
状況に応じた判断が必要であり、上手く戦略がハマった時におもしろさを感じられることでしょう。
もともと海外作品に多いジャンルでしたが、近年ではスマホゲームにも増えつつあります。
作品例
- 三國志 真戦
- にゃんこ大戦争
- ロードモバイル
車や動物等の乗り物を操縦して、NPCや他のプレイヤーと順位、タイムを競うゲームです。
通常ではなかなか感じられないスピード感や爽快感を楽しめるのがレースゲームの醍醐味。ハードウェアによってはハンドルコントローラーを使って、本当に車を操縦しているかのような感覚を味わえます。
ゲームファンはもちろん、レースファンからも愛されるジャンルです。
作品例
- 「グランツーリスモ」シリーズ
- 「マリオカート」シリーズ
- チームソニックレーシング
落ちてくるブロックを消したり、図形を使った問題を解いたりするゲームです。
基本的にストーリーがなく、短時間で気軽に遊べるのがパズルゲームの特徴。コンシューマーゲームではもちろん、スマホゲームでも人気が高いジャンルとなっています。
純粋なテクニックがクリアにつながるため、高いレベルのステージにチャレンジし、クリアできた時には達成感で満たされることでしょう。
作品例
- 「ぷよぷよ」シリーズ
- テトリス
- 「パズルボブル」シリーズ
音楽に合わせてリズムよくボタンを押し、ハイスコアを狙うゲームです。「音ゲー」の略称で知られています。
パズルゲームと同様、スキルを磨いてミスを減らし、より高いスコアをめざすようなゲーム性となっています。一方で音楽と一緒に楽しめるところ、リズム感が求められるところがパズルゲームとの違いです。
作品によってはJ-POPやK-POP等のメジャーな曲を使っており、音楽ファンにもお勧めのジャンルと言えます。
作品例
- パラッパラッパー
- 「太鼓の達人」シリーズ
- 「リズム天国」シリーズ
銃や光線等で標的を攻撃して倒したり、ハイスコアを狙ったりするゲームです。
近年、認知度が高まっているFPSやTPSもシューティングゲームの一種になります。
標的に攻撃をヒットさせるだけというシンプルなルールですが、標的が動いたり、何らかの妨害が行われたり、一筋縄ではいきません。スキルを磨き、工夫を凝らすことでクリアやハイスコアの獲得が可能になります。
だからこそ目標を達成した時の満足感が大きく、自分自身の成長を楽しめるゲームとなっています。
作品例
- スペースインベーダー
- Apex
- 「Call of Duty」シリーズ
仮想空間の中でカードを使用し、戦うゲームです。
カードにはさまざまな絵柄があり、特徴や能力も多種多様。これらのカードを上手く組み合わせ、勝利や目標の達成をめざす仕組みとなっています。
カードを使ったバトルはもちろん、カードを集めることに楽しみを見出す方も少なくありません。
作品例
- シャドウバース
- 遊戯王 デュエルリンクス
- カードファイト!! ヴァンガード エクス
まとめ
この記事ではゲームの種類(ジャンル)を紹介しました。
ゲームにはさまざまなルールや仕組みのものがあり、それぞれ異なる特徴やおもしろさがあります。だからこそ、色々な人がゲームを楽しむことができるんですね。
今後ゲームをプレイする時は、「どのジャンルに該当するのか?」「自分が好きなジャンルは?」を調べ、考えることで、よりおもしろいと感じるゲームに出会いやすくなります。
ゲームのジャンルに対する理解は、将来ゲームづくりに携わりたい人にとっても欠かせません。ジャンルごとの特徴をきちんと把握することで、よりニーズに沿った作品をつくれるようになるはずです。
特にゲームプランナーやプロデューサー等、企画に関わりが深い職種程、ゲームジャンルへの理解が求められます。日頃からアンテナを張り、少しずつ知識を深めていきましょう。
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