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ゲームコラム

ゲームデバッガーの仕事内容とは?テスターとの違いや必要スキルも解説


ゲームデバッガーに興味がある人は、どんな仕事をするのか、どんなスキルが必要になるのかといったことが気になりますよね。

ゲームデバッガーは、開発中のゲームが正常にプレイできるか確認し、バグをみつけて報告するという大事な役割を担っています。

この記事では、ゲームデバッガーとテスターの違いから、デバッガーの仕事内容、デバッガーに求められる能力についてお話しします。

ゲームデバッガーとゲームテスターの違い

ゲームデバッガーと似た言葉に、ゲームテスターというものがあります。本来この2つは、違う職業として扱われます。

ゲームテスターは、開発中のゲームをプレイして、動作確認やバグの検証をします。一方ゲームデバッガーは、ソフトウェアのバグを取り除く作業であるデバッグを行う職種です。

デバッグはプログラムの修正作業まで含みます。つまりゲームテスターは開発には関わらず、ゲームデバッガーは開発に関わるという認識になります。

しかし、企業によっては呼び方が統一されていたり、混同されていたりすることも多いです。この記事では、ゲームデバッガーとゲームテスターを同じ職種として扱い、説明していきます。

ゲームデバッガーの仕事内容と業務の流れ

ゲームデバッガーの仕事内容と業務の流れ

ゲームデバッガーの主な仕事は、開発中のゲームをプレイしてバグを発見することです。どのようにバグを発見していくのか、詳しい仕事内容と業務の流れをご紹介します。

デバッグ(バグチェック)

ゲームデバッガーの重要な役割であるデバッグ(バグチェック)は、主に二つの方法で行われます。

それは、チェックリストをもとにバグチェックを行う方法と、自由にプレイしながらバグチェックを行う方法です。それぞれのチェック方法について詳しく見ていきましょう。

チェックリストをもとにバグチェック

ゲームデバッガーは基本的に、開発側から渡されるチェックリストの項目に従ってデバッグ作業を行います。

例えば、同じ攻撃を繰り返す、同じ場所を何度も往復するといった操作を行い、プレイに問題がないか、バグが発生しないかを確認します。

バグがみつかったら、発生する条件や再現性の有無を調べて、原因を探す工程が必要です。こういったデバッグの流れは、単純作業を繰り返すため、かなり根気がいると言えるでしょう。

自由にプレイしながらバグチェック

ゲームデバッガーが自由にゲームをしながら、デバッグ作業を行うこともあります。

自由にゲームをすると聞くと楽しそうな印象がありますが、ただ楽しむためにゲームをプレイする訳ではありません。

どんな条件でバグが発生するかを常に考えながら、さまざまなコマンドを試すことが必要です。発見したバグや気がついたことをメモし、後で報告しやすいようにまとめます。

バグの報告

ゲームのバグを発見したら、プログラマーに報告するまでが、ゲームデバッガーの役割です。バグがあったコマンドや発生する頻度、発生条件等をこまかくレポートにまとめます。

ゲームをしながら必要事項を記録することが大事です。プログラマーが分かりやすいように、バグの詳細を的確に伝えなければならないので、文章力やコミュニケーション能力も必要と言えるでしょう。

ゲームに関する提案

ゲーム制作をしている人は、開発段階でつくったゲームをプレイすることはありません。そのため、ゲームデバッガーにゲームに関する意見が求められる場合もあります。

具体的には、ゲームの機能やシナリオ、プレイした率直な感想等についてです。バグ以外に、プレイ中に操作性が悪いと感じたり、違和感を覚えたりした場合に、提案することもゲームデバッガーの仕事の一部と言えます。

ゲームデバッガーがこういった提案力を高めることができれば、より活躍の場が広がるでしょう。

リリース後のバグ検証

ゲームがリリースされた後も、ゲームデバッガーの仕事は終わりません。今日ではインターネットに接続してプレイするゲームが主流なので、リリース後でもバグの修正やゲーム機能の追加が可能になりました。

ゲームがリリースされた後に、ユーザーからバグを指摘されることも少なくありません。ユーザーから報告されたバグを検証することも、ゲームデバッガーの重要な仕事です。

追加アップデートでバグを修正できるように、レポートをプログラマーに提出します。

ゲームデバッガーに求められる能力

ゲームデバッガーに求められる能力

ゲームデバッガーには、ゲームに対する情熱が必要です。しかし、ただゲームが好きというだけでは、仕事を続けていくのは厳しいかも知れません。

デバッグ作業では、開発中のゲームをプレイしながらさまざまな動作を試す、数多くのコマンドを入力するといった単純作業を繰り返します。そのため、集中力や根気強さが重要です。

また、ゲームデバッガーは、リリース前のゲームをプレイすることになるため、企業の守秘義務を守り、絶対に情報を漏らさない堅実さが必要になります。

ゲームデバッガーになるには専門学校に通うのがお勧め

ゲームデバッガーやゲームテスターは、ゲーム業界の職種の中でも比較的ハードルが低いと言えるでしょう。

しかし、ゲームデバッガーとして開発に関わりたい、ゲーム開発に深く関われるようにキャリアアップをしたいと考えるのであれば、ゲーム専門学校でゲーム制作に必要なプログラミングを学ぶのがお勧めです。

ゲーム専門学校に通うことで、ゲーム業界とのコネクションができる、在学中にインターンシップに参加できるといったメリットがあり、就職を有利に進められます。

ゲームデバッガーに興味がある人は、専門学校の体験会や説明会に参加してみてはいかがでしょうか。

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