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アニメコラム

動画マンの仕事内容とは?アニメーターのキャリアを解説

動画マンとはどんな仕事?
アニメ制作の現場に欠かせない仕事が、アニメーターです。

アニメーターの仕事は、基本的に動画マンと原画マンに分類されます。

そして、アニメーターのキャリアの第一ステップとなるのが、アニメーションの作画を担当する動画マンです。

「動画マンは具体的にどんな仕事をするの?」という疑問を解消するために、動画マンの役割について確認していきましょう。

アニメーターのキャリアアップや収入についても合わせて解説していきます。

アニメーターをめざしているなら、ぜひ参考にしてみてください。

動画マンとはどんな仕事?

動画マンとはどんな仕事?

動画マンは、原画に動きをつけていくのが仕事です。

具体的には、まず原画マンが描いた原画や設定資料、指示書であるタイムシートをもとに、原画をトレースしながら原画と原画の間の中割りを描き、アニメーションに動きを持たせます。

動画全体を滑らかにするのが、動画マンの役割です。

原画マンはアニメーターという業種の一つであるため、アニメーターと称されることもあります。

アニメーターのキャリア

アニメーターは、大きく分けて動画マンと原画マンという仕事に分類され、順にキャリアを積んでいくのが基本です。

アニメーターのキャリアについて、詳しく確認していきましょう。

ステップ1.動画マン

アニメーターのキャリアの第一歩は、動画マンから始まります。

動画マンに求められるのは、体のこまかな動きを正確に描き出すスキルや構成力。

見せたい動きによって、中割りに必要な数も変わります。

原画と原画を違和感なくつなげアニメーションにする、縁の下の力持ちです。

ステップ2.原画マン

動画マンとして働き経験とスキルを積むことで、原画マンにキャリアアップすることができます。

アニメーションにおいてポイントとなる絵を手掛けるのが原画マンの仕事。

何もないゼロの状態から絵を完成させる原画マンは、動画マンよりもよりクリエイティブなスキルが必要です。

正確な画面構成力やデッサン力が求められるでしょう。

ステップ3.作画監督

原画マンとしてのスキルを積んだのち、作画監督にキャリアアップすることもできます。

アニメーションには多くの原画マンが携わっており、原画マンにより作画品質にクセやばらつきがあります。

原画クオリティーを一定にし、作品として一つのアニメーションにまとめるのが、作画監督の役目。

アニメーションのクオリティーに関わるため、責任は重大ですが、やりがいも大きいでしょう。

作画監督には、演出への理解や高い画力が求められます。

また、作画監督の次のキャリアには、作品監督があげられるでしょう。

ただし、作業内容に向き不向きもあり、あえて次のキャリアに進まず同じ仕事で経験を重ねていく人もいるようです。

動画マンの収入はどのくらい?

日本アニメーター・演出協会(JAniCA)が実施した「アニメーション制作者実態調査報告書2019」によると、アニメーター全体の月間給与は27万円程でした。

動画マンはフリーランスとして働くことが多く、給料は歩合制というケースが多いようです。

出来高で報酬が定められており、仕事に慣れない新人の間は、十分な収入とはいかないこともあります。

ただし、動画マンとして着実にスキルを積むことで、原画マンにキャリアアップすることもできます。

原画マンになれば1枚ごとの報酬もグッと高くなり、動画マンよりも収入がアップします。

動画マンとしてスキルアップするなら

動画マンとしてスキルアップするなら

動画マンとしてスキルアップするためには、どんなことに注力すれば良いのでしょうか。

基礎画力を上げる

動画マンがスキルアップするための方法の一つは、基礎画力を向上することです。

動画マンは人やものの動きを表現するのが役割なので、対象物の動きをコマ単位で把握する立体把握能力が必要になります。

キャラクターの形、位置、姿勢、全体の間隔やバランス等を正しく理解できると、画力も高くなるでしょう。

そのためには、常日頃からさまざまなものを観察し、クロッキー等の練習方法が有効です。

アニメ画はもちろんのこと、画力を高めるにはアニメ画以外にも挑戦してみると良いでしょう。

描くスピードを上げる

絵がたくさん必要になるアニメーションは、絵の正確性はもちろんのこと、絵を描くスピードも求められます。

同じ仕上がりなら、早いに越したことはありません。

また歩合制なのであれば、スピードをアップすることで収入にも影響があります。

普段からさまざまな絵を早く描く練習を積むことで、スピードも徐々にアップしていくでしょう。

見たものをインプットし頭の中に思い浮かべ、それを描くという流れがスムーズにできるようになると、作業効率も高まります。

また、自分の作業時間を意識しつつ、少しでも短縮をめざして作業することも大切です。

まとめ

多くのアニメーターの手掛ける一つ一つの作業が、アニメーションにつながっていきます。

動画マンは、アニメーションが滑らかに動くよう原画と原画をつなげるのが主な役割です。

画力とスピードをアップし着実に仕事をこなすことで、原画マンへキャリアアップすることができるでしょう。

アニメーターは実力次第でキャリアアップできる仕事のため、自分を信じて努力を重ねることが大切です。