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アニメコラム

【高校生向け】アニメのつくり方を解説!制作手順や必要なスキル、お勧めツール、プロのめざし方等を分かりやすく解説

「自分が描いた絵を動かしてみたい!」「将来はプロのアニメ制作に携わりたい!」と思っている高校生の方も多いのではないでしょうか。

アニメ制作には、企画からシナリオ作成、原画・動画づくり、彩色や編集まで、さまざまな工程があります。

この記事では、個人でアニメをつくる際の手順や必要なスキル、お勧めのツールに加え、高校生のうちからプロをめざすためにできること等を分かりやすく解説します。

アニメづくりは一人でできる?

アニメづくりは一人でできる?
アニメ制作は一人でも可能です。ただしその場合、企画・シナリオから原画、動画、彩色、編集や音響に至るまですべての工程を自分一人でこなす必要があり、幅広い知識と技術、膨大な時間がかかります。そのため、初心者がいきなり長編等の壮大な作品をつくろうとすると挫折しがちです。

まずは数秒程度の短尺アニメやシンプルな動くイラスト等、簡単な制作から始めて少しずつ知識や技術を磨いていくのが現実的です。

個人でアニメをつくる時の手順

ここでは、個人でアニメをつくる時の一般的な手順をまとめました。

企画構成

最初に行うのは企画構成です。物語のテーマやコンセプト、簡単なストーリー展開、おおまかな登場キャラクター等、作品の大枠を決めていきます。まず大枠を決めて、その後にシナリオやキャラクターの詳細等こまかな部分を詰めていきましょう。

なお、企業でアニメ制作を行う場合は、この段階で制作に関わるスタッフや主要キャスト等の人選も行われます。

シナリオ作成

大枠が決まったら、次はシナリオ作成に入ります。

例えば企画構成でストーリーの山場や結末を決めていたとしたら、「なぜその山場が訪れるのか?」「その結末に至るのか?」を考えながら、間を埋めるように全体の流れをつくっていきます。

企業でアニメ制作を行う場合は、シナリオ作成の段階でアニメ監督によるチェックや修正が行われるのが一般的です。

絵コンテ作成

絵コンテとは、ストーリーの大まかな流れを簡単な絵や文字で表したものです。シナリオを基に、以下のような要素を書き込みながら作成します。

  • シーンごとの構図
  • キャラクターの動き
  • カメラワーク
  • セリフ
  • 効果音
  • カットの秒数
  • シーン番号やカット番号

絵コンテを作成することで、あるシーンでキャラクターのどのような動きを表現するか、どのようなセリフや効果音を入れるか等が分かりやすくなり、後の編集作業がスムーズに進められるようになります。

原画作成

続いて原画作成に移ります。原画はアニメのベースになるものであり、作品内における動きのポイントとなる箇所に配置されます。

原画の枚数に決まりはなく、動きの複雑さや作品に求めるクオリティに応じて変わります。

なお、企業でアニメ制作を行う場合は作成された原画に対し、作画監督が修正や調整を行うのが一般的です。

中割り作成

中割りとは、原画と原画の間をつなぐために用意する絵のことです。中割りを入れることで、原画同士が違和感なくつながって滑らかな動きを表現できます。

中割りの枚数もまた決まりはありません。動きに違和感がなくなるよう、意識しながら必要な枚数を作成します。

編集

最後は原画と中割りを組み合わせたり、セリフや効果音を入れたりする編集作業を行います。

不要な箇所は思い切って削除・修正し、全体の微調整を行いながら、アニメ作品としての完成をめざします。

アニメづくりに必要なスキル

アニメづくりに必要なスキル
アニメづくりには画力だけでなく、表現力やデジタルツールの知識等多彩なスキルが求められます。ここではアニメづくりに必要なスキルを紹介します。

より詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
>>アニメ業界・アニメ制作に必要なスキルは?

デッサン力・画力

デッサン力や画力は、アニメ制作における最も基本的なスキルです。キャラクターの立体感や骨格、空間の奥行きを正確に把握して描く力があれば、視聴者にとって魅力的でリアリティのある登場人物や背景を表現できます。

演出力

場面の雰囲気や登場人物の繊細な感情を効果的に伝えるためには、演出力が欠かせません。構図やカメラワーク、光と影の表現、テンポ感を工夫し、ストーリーの魅力を最大限に引き出す見せ方を選択・工夫するスキルが求められます。

想像力

独自の世界観や登場人物の深い心情を、アニメならではの自由で豊かな表現に落とし込むには高い想像力が不可欠です。頭の中にあるイメージを視覚的な映像として具体化する柔軟な発想力が、作品に個性を与えます。

観察力

視聴者が違和感なく作品世界に入り込める、説得力のあるアニメをつくるには観察力が大切です。日常の中で人間や動物の動作、風や水の揺れ等のリアルな動きをこまかく観察し、その仕組みを理解する力が自然な演技を生みます。

デジタルソフト・ツールを扱うスキル

近年のアニメ制作現場では、デジタルソフトやツールの使用が大半を占めています。作画から彩色、撮影、編集までの各工程でデジタルツールをスムーズかつ適切に使いこなすPC・ソフト操作スキルが必須となっています。

コミュニケーション能力

プロの現場で仕事としてアニメを制作する場合、監督や原画マン、動画マン、仕上げ、撮影等大勢のスタッフと協力します。意図を正しく伝え、円滑に連携して作業を進めるためのコミュニケーション能力が欠かせません。

アニメ制作のお勧めソフト・ツール

今の時代、アニメ制作には何かしらのソフトやツールが使われています。個人でアニメ制作を行う場合も、ソフトやツールを使うとスムーズに作業を進めることができ、作品のクオリティが上がります。

ここでは個人でのアニメ制作にお勧めのソフト・ツールを紹介するので、これからアニメ制作にチャレンジする方は試してみてください。

【無料】Animation Desk

イラストソフトと編集ソフトの機能を兼ね備えたアニメ制作ソフトです。直感的に使いやすいうえに、豊富なブラシや多種のレイヤー等の機能性も抜群。加えて基本無料で使うことができます。

初心者からプロまで、幅広く使える汎用性の高さも魅力と言えます。一度アニメ制作にチャレンジしてみたい方はもちろん、いずれ本格的なアニメ制作に携わりたい方にもお勧めです。

Animation Deskはパソコンだけではなくスマートフォンやタブレットでもダウンロードができます。お持ちのデバイスでまずは試しに使ってみてください。

Animation Desk公式サイト

【無料】AnimeEffects

同じく無料のAnimeEffectsは、別ソフトで描いたイラストを読み込んで動き(アニメーション)をつけることができるアニメーション制作ツールです。移動、回転、拡大縮小等の基本的な変形に加え、ボーン変形、自由変形、不透明度、画像の切り替え等、さまざまな要素をアニメーションさせられます。

ペンタブレット操作やキャンバスの回転に対応しているので、まるで絵を描くようにアニメーション制作ができるのもポイントです。

AnimeEffects公式サイト

【有料】After Effects

少しでも本格的なアニメ制作をしたいならAfter Effectsがお勧め。IllustratorやPhotoshopで有名なAdobeのソフトで、2Dに限らず3DCG(一部)を含めたほぼすべてのアニメーションの制作が可能です。

料金は月額4,980 円、年間プランの場合はひと月あたり3,280円で利用できます。アニメ制作に慣れてきてよりハイクオリティな作品づくりにチャレンジしたい方や、3DCGのアニメ制作に興味がある方はぜひ試してみてください。

After Effects公式ページ

アニメ制作4つのポイント

ここでは、アニメ制作をする際のポイントを4つまとめましたので、制作時に意識しましょう。

1.フレームレートを把握・調整する

フレームレートとは、1秒間に何枚の絵(静止画)が使われているかを表す数値です。「fps」という単位を用いて、30fpsや60fpsと表されます。

一般的なアニメは、1秒間に24枚の絵を使用していることを表す「24fps」で制作されています。原画や中割りを作成する時の参考にしましょう。

ただし、シーンによってはさらに多くの絵を使うこともあれば、反対に少ない絵で済ませられることもあります。制作するアニメに合わせてフレームレートを調整するのが、クオリティを高めるポイントです。

2.動きの法則を理解する

違和感のないアニメ制作をするためには、各動きの法則を理解しなければなりません。

例えば「歩く」「立つ」といった簡単かつ一般的な動作も、ある法則に基づいた動きとなっています。法則を理解しないままアニメで表現しようとすると、正しい動きにならず違和感のあるでき上りに。

このため、特に原画を作成する時は使用する動作の映像や研究をチェックし、法則を学びながら進めましょう。

3.中割り作成で手を抜かない

原画に比べると中割りは軽視されがちですが、決して手を抜いてはいけません。中割りは、そのできが作品のクオリティを左右する程に大切だと言われています。

中割りがしっかりつくり込まれていないアニメは、躍動感や臨場感に欠け、おもしろみがなくなってしまいます。動作がガタついて不自然な仕上がりになってしまうこともあるでしょう。

中割りも原画と同じくらい、丁寧につくるようにしてください。

4.簡単なアニメの制作から始める

たくさんのアニメを見ている方程、テレビで放映されているような作品に憧れ、本格的なアニメ制作をしたいと思ってしまいがちです。

しかし、テレビで見るようなアニメは簡単につくれるものではなく、多くのスタッフが協力したうえででき上がっています。個人でつくるのはとても困難です。

初心者の方は、できるだけ簡単なアニメ制作から始め、少しずつノウハウを身につけていくようにしましょう。簡単な作品でも1つ完成させるだけで、モチベーションが上がります。

アニメづくりのプロになるために高校生の今からできること

アニメづくりのプロになるために高校生の今からできること
将来アニメづくりのプロをめざすなら、高校生のうちから基礎力を高めておくことが大切です。ここでは、高校生のみなさんが今からできることをご紹介します。

具体的な進路準備や心構えについては以下の記事もあわせて参考にしてください。
>>高校生からアニメ専門学校をめざすには?疑問を解消しよう

デッサンの練習

デッサン力はアニメづくりのすべての基礎です。日常的に身の回りのモノや人物のクロッキー・デッサンを繰り返すことで、正確な画力や立体把握力が向上し、同時に物事を深く捉える観察力も自然と鍛えられます。

アニメの模写・トレース

アニメ独特のデフォルメやキャラクターの動き、ポーズを身につけるには、プロのアニメ作品の模写やトレースが効果的です。日常的に数をこなして描き込むことで、アニメ的な表現の引き出しがどんどん増えていきます。

演出の研究・理解

普段からアニメを観る際に「なぜこのカット割りが使われているのか」「どうしてこのカメラ構図なのか」を意識・研究してみましょう。演出の意図を深く分析・理解することで、自身のアニメづくりに活かせる演出力が養われます。

ポートフォリオの準備

ポートフォリオとは、自分のスキルや表現力をアピールするための作品集のことです。アニメ業界への就職や専門学校への進学で提出を求められることが多いため、自信のあるイラストや作画作品は保存・整理しておきましょう。

自分に合ったプロのめざし方をみつける

プロのアニメーターをめざすルートには、主に専門学校に通う方法、未経験から直接業界に飛び込む方法、独学でめざす方法があります。

学習ルート メリット デメリット
専門学校に通う 基礎から体系的に学べ、プロの指導や就職サポート、業界とのパイプが充実している 学費や通学期間(2年程度)がかかる
未経験から直接就職 早くから現場経験を積め、学費がかからない 基礎がないと採用されにくく、入社後のハードルが高い
独学でめざす 自分のペースで学習でき費用を抑えられる モチベーション維持が難しく、プロの直接指導や就職支援がない

それぞれの特徴やメリット・デメリットをしっかり理解したうえで、自分の目標に合った最適な学び方を今のうちから考えておくことが大切です。

アニメーター(原画マン)になるための具体的な道のりは以下の記事をあわせて参考にしてください。
>>アニメの原画マンになるには?道のりや仕事内容、求められるスキル等

アニメづくりを学ぶなら専門学校デジタルアーツ東京がお勧め

本格的にアニメづくりを学び、プロのアニメーターやクリエーターをめざすなら専門学校デジタルアーツ東京がお勧めです。

専門学校デジタルアーツ東京のアニメ学科は、1クラス15~25名の少人数制を採用しています。現役プロの講師陣から学生一人ひとりのレベルに応じた丁寧な個別指導が受けられるため、初心者からでも「魅力的なキャラクターの動かし方」や「プロ仕様のデジタルツールの操作」等、現場ですぐに活かせる確かな技術技術が身につきます。

さらに、アニメ業界で広く使用されている「CLIP STUDIO PAINT」や「RETAS STUDIO」「After Effects」等の最新ソフト・機材を完備した充実の設備環境も魅力です。

有名アニメ制作会社との強固なパイプを活かした就職サポートやインターンシップも豊富で、夢の実現を強力にバックアップします。

アニメづくりに関するよくある質問

1本のアニメをつくるのにかかる時間は?

TVアニメ(30分1話)をチームで制作する場合、平均制作時間は1カ月半〜2カ月程度と言われています。個人で制作する場合は2ヶ月以上かかることもあります。初心者は5分程度の短尺アニメから始め、成功体験を積むのがお勧めです。

アニメづくりにかかる費用は?

企業が制作する30分アニメ(1話)の費用は約2,000万〜3,000万円以上とされています。一方、個人で制作する場合は無料ソフトの利用や自作によって、パソコン代や周辺機器等の数万円〜数十万円程度まで費用を抑えることが可能です。

アニメづくりはスマートフォンでもできる?

スマートフォンでもアニメ制作は可能です。高機能な無料アニメ制作アプリが充実しているため、パソコンがなくても気軽にスタートできます。

詳しくは以下の記事もあわせて参考にしてください。
>>スマートフォンでできるアニメーションのつくり方!お勧めの無料アプリ5選

まとめ

この記事ではアニメのつくり方や必要なスキル、個人制作の手順、高校生のうちからプロをめざしてできること等を解説しました。

アニメ制作は一人でも始められますが、プロの現場で活躍するアニメーターになるには、デッサン力や作画技術、演出力、デジタルツールの操作等、多くの専門スキルが必要となります。

アニメ制作を続けていく中で、「プロとして通じるくらいの知識やスキルを身につけたい」と考えるようになった方には、専門学校デジタルアーツ東京のアニメ学科をお勧めします。

専門学校デジタルアーツ東京は、アニメや声優、イラスト、ゲーム等、サブカルチャーの分野に特化した学校です。アニメ学科では実際にプロが使用する最新のソフトやコンピュータを使いながら、現場で即戦力となる技術とノウハウを、基礎から身につけていきます。

アニメ業界とのパイプも太く、就職には絶対的な自信あり。就職活動を有利に進めることができます。まずは資料請求、体験入学からご検討ください。

>>アニメ専門学校は行くべき?就職で失敗しないための学校の選び方
>>専門学校デジタルアーツ東京 体験入学
>>専門学校デジタルアーツ東京 説明会・学校見学

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