
「マンガ家になるには、具体的に何をすれば良いの?」
「マンガ家デビューするまでの流れが分からない」
そんな悩みを抱えていませんか?
ひと昔前までは、出版社に原稿を持ち込んでデビューをめざすのがマンガ家になる一般的なルートでしたが、スマートフォンの普及やSNSの発達により、働き方やデビューの形は多種多様になっています。
この記事では、現代で活躍しているマンガ家の種類から、それぞれの目標に合わせたデビューまでの具体的なステップ、必要なスキル等を解説します。本気でマンガ家をめざしたい方は、ぜひ参考にしてください。
- 1.現代マンガ家の種類
- 1-1.商業誌マンガ家
- 1-2.商業誌(Webマンガ家)
- 1-3.SNSマンガ家
- 1-4.同人・インディーズ作家
- 1-5.広告・実用書マンガ家
- 2.【目標別】マンガ家になるまでの具体的なステップ
- 2-1.商業誌マンガ家
- 2-2.Webマンガ家
- 2-3.SNSマンガ家
- 2-4.同人・インディーズ作家
- 2-5.広告・実用書マンガ家
- 3.マンガ家になるために必要なスキル
- 3-1.基礎的な画力
- 3-2.デジタルツールの操作スキル
- 3-3.構成力・ストーリーテリング力
- 3-4.自己プロデュース・マーケティング力
- 4.マンガ家に向いている人
- 4-1.マンガが好きな人
- 4-2.コツコツとした作業が好きな人
- 4-3.自己管理ができる人
- 4-4.コミュニケーション能力がある人
- 5.マンガ家になるためのスキルを身につける方法
- 5-1.専門学校に通う
- 5-2.アシスタントになる
- 5-3.独学
- 6.在学中デビューも夢じゃない!専門学校デジタルアーツ東京の魅力
- 7.まとめ
<目次>
現代マンガ家の種類
一口にマンガ家と言っても、現在では活躍する舞台によってさまざまな種類が存在します。自分の描きたいジャンルやライフスタイルに合わせて、どのタイプのマンガ家をめざすのかを明確にすることが、夢への第一歩です。
ここでは、代表的な5つの種類をご紹介します。
商業誌マンガ家
商業誌マンガ家は、週刊誌や月刊誌等の紙媒体を中心に連載を持ちます。多くの方がイメージする従来のマンガ家が、この商業誌マンガ家です。
持ち込みや賞への応募という王道ルートを歩み、見込みのある作家には専属の担当編集者がついて、二人三脚で作品をつくり上げていきます。ヒットすれば単行本の発行部数が大きくなり、アニメ化や映画化等の大規模なメディアミックスにつながる可能性も秘めています。
しかし、その分デビューの難易度は高く、厳しい編集会議を通過して連載を勝ち取る必要があります。
商業誌(Webマンガ家)
近年、Webで作品を発表するマンガ家が増えています。「少年ジャンプ+」や「LINEマンガ」等のマンガアプリ、各種Webメディアが主な発表の場となります。
Webマンガは読者の反応がダイレクトに数字として表れるのが特徴です。また、近年はスマートフォンでの閲覧に特化した縦読みマンガ(Webtoon)の需要も高く、作画、ネーム、着彩等を分担して制作する「スタジオ所属」という新しいルートも増加しています。
デビューの難易度は中〜高程度と言われており、Web上の新人賞やSNSでの反響をきっかけに、デビューにつながるケースがあります。
SNSマンガ家
X(旧Twitter)やInstagram等のSNSを主な発表の場とするのがSNSマンガ家です。日常の共感を集めるエッセイマンガや、隙間時間に読めるショートギャグ等が主流となっています。
最大の特徴は、フォロワー数が多い程仕事の相談や依頼につながりやすい点です。人気が出れば出版社から書籍化の声がかかったり、企業からPRマンガの依頼が来たりします。
作品を公開するだけならば簡単ですが、本格的にデビューして収益化するには、タイムラインで目を引く「バズる企画力」と、定期的に投稿を続ける継続力が求められます。
同人・インディーズ作家
同人誌即売会(コミックマーケット等)や、電子書籍ストアを主戦場とするのが同人・インディーズ作家です。
同人・インディーズ作家は商業的な制約を受けず、自分の描きたいものを100%表現できるのが最大の魅力と言えます。近年は「Amazon Kindle インディーズマンガ」等を利用して直接収益化することも容易になり、生計を立てている例もあります。
作品公開のハードルは低い一方で、継続的に読者を増やし、売り上げにつなげるには工夫が必要です。
広告・実用書マンガ家
企業のWebサイトに掲載する商品紹介マンガや、PRパンフレット、ビジネス向けの実用書等、BtoB(企業向け)の仕事を中心に手がけるマンガ家です。イラストレーターとしての仕事を兼務しているケースも多く見られます。
広告・実用書マンガ家は、読者に分かりやすく情報を伝える技術が求められます。デビューの難易度は中程度ですが、クライアントの意図を正確に汲み取るヒアリング力と、自ら仕事を取りにいく営業力が必須となります。
【目標別】マンガ家になるまでの具体的なステップ

めざすマンガ家の形が決まったら、次に行動を起こしましょう。
ここでは、種類別にマンガ家になるための具体的なステップを解説します。
商業誌マンガ家
- 作品を完成させる
- 編集部への持ち込みまたは新人賞への応募
- 担当編集者がつく〜プロアシスタントとして経験を積む
- 読み切り掲載〜連載会議の通過でデビュー
まずは読み切り作品を描き上げます。
出版社へ直接、あるいはオンラインで原稿を持ち込むか、各誌が主催する新人賞に応募します。
才能を認められると担当編集者がつきます。同時に、プロのマンガ家のアシスタントとして現場の技術を学ぶことも多いです。
雑誌に読み切りが掲載され、反響が良ければ連載会議にかけられます。これを見事通過すれば、晴れて連載デビューとなります。
商業誌(Webマンガ家)
- 投稿サイトへ作品をアップする
- Web上の新人賞やコンテストに参加する
- 編集者からのスカウトDMを受ける
- (Webtoonの場合)スタジオの求人に応募する
「pixiv」「ジャンプルーキー!」等のWeb投稿サイトに作品を公開し、読者の反応を見ます。
アプリやサイトが定期的に開催しているコンテストに応募し、受賞をめざします。
投稿サイトやSNSで話題になると、編集者から直接スカウトのお声がけ(DM)が来ることも少なくありません。
縦読みマンガの制作スタジオの求人に対し、作画担当、ネーム担当等、自身の得意分野で応募し、採用されることでプロとして活動を始めます。
SNSマンガ家
- ターゲットとコンセプトを決める
- 定期的にSNSへマンガを投稿し、フォロワーを増やす
- 企業からのPR依頼や出版社からのオファーを受ける
育児中の親や、仕事の愚痴に共感する社会人等、誰に向けてどんなジャンルのマンガを描くのかを明確にします。
コンスタントに作品を発信し続け、どんな投稿がSNSで広がりやすいかを意識しながらフォロワー(ファン)を獲得していきます。
影響力が大きくなると、企業からの商品PRマンガの依頼や、出版社から「書籍化しませんか?」というオファーが届くようになります。
同人・インディーズ作家
- 個人で作品を制作し、販売する
- 電子書籍として自己出版する
- ファンからの直接支援を受ける
同人誌即売会に参加したり、オンラインショップ(BOOTH等)を活用したりして作品を販売します。
「Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)」等のプラットフォームを利用し、電子書籍として世界中の読者へ向けて自己出版します。
「pixiv FANBOX」や「Patreon」といったクリエーター支援プラットフォームを利用し、熱心なファンから毎月サブスクリプション形式で支援を受けながら創作活動を続けます。
広告・実用書マンガ家
- 自身のポートフォリオを作成する
- クラウドソーシングや登録サイトで案件を探す
- 企業へ直接営業・制作会社から受注する
これまでの実績や、画力・表現力が伝わるサンプル集(ポートフォリオ)をWeb上や冊子で作成します。
「クラウドワークス」や「ランサーズ」等のクラウドソーシングサイト、あるいはクリエーター登録サイトを利用し、マンガ制作の案件に応募します。
広告代理店やWeb制作会社へ自らポートフォリオを持ち込んで営業をかけたり、継続的なつながりをつくって依頼を受注したりします。
マンガ家になるために必要なスキル

マンガ家は資格を必要とせず、誰もがデビューをめざせますが、実際にマンガ家として活動し、人気を得るためにはさまざまなスキルが求められます。
ここでは、現代のマンガ家に求められる必須スキルを4つ解説します。
基礎的な画力
読者に違和感を抱かせないための基本的なデッサン力、背景のパース(遠近法)の理解、キャラクターの豊かな表情を描き分ける力は、すべての土台となります。画力が高ければ高い程、表現できる世界の幅は広がります。
デジタルツールの操作スキル
現在のマンガ制作はデジタル制作が主流です。このため「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」をはじめとするペイントソフトの操作スキルは必須と言えます。デジタルツールを使いこなすことで、トーン貼りや修正等の作業効率が飛躍的に向上します。
構成力・ストーリーテリング力
どんなに絵が綺麗でも、物語がおもしろくなければ読者は離れてしまいます。コマ割り、カメラワーク、セリフのテンポ等を駆使して、読者を物語の世界へ引き込む「ネーム」をつくる力が非常に重要です。読者の感情をどう動かすかを計算するストーリーテリング力が、ヒット作を生み出す鍵となります。
自己プロデュース・マーケティング力
特にWebマンガ家、SNSマンガ家、同人・インディーズ作家に必須となるのがこのスキルです。「今の時代、どんなテーマが求められているのか」を分析し、自分の作品をどのように見せ、誰に届けるのかを戦略的に考える力がなければ、数多くの作品の中に埋もれてしまいます。
マンガ家に向いている人
マンガ家の仕事は華やかに見えますが、裏側では地道な努力が必要です。どのような人がマンガ家という職業に向いているのでしょうか。
マンガが好きな人
言うまでもありませんが、「マンガを読むこと、描くことが何よりも好き」という情熱は最強の原動力です。困難な壁にぶつかった時も、マンガへの愛があれば乗り越えることができます。
コツコツとした作業が好きな人
マンガ制作は、想像以上に地味で根気のいる作業の連続です。リアルな描写のための資料集めや取材、そして下描き、ペン入れ、ベタ塗り、トーン貼りといったこまかい作業を、何時間も机に向かって黙々とこなさなければなりません。こうしたコツコツとした作業を苦に思わない方は適性があると言えるでしょう。
自己管理ができる人
プロとしてマンガを描く場合、ほとんどのケースで締切が設けられています。限られた時間の中で最高のクオリティを出すためには、逆算してスケジュールを立てる能力が不可欠です。
また、座りっぱなしになりやすく、締切厳守が求められるため、生活が不規則になりがちです。心身の体調管理を徹底できる自己管理能力も必要になります。
コミュニケーション能力がある人
マンガ家は一人で黙々と仕事をこなせる職業と思われがちですが、実は高いコミュニケーション能力が求められます。担当編集者と打ち合わせをして作品の方向性をすり合わせなければなりませんし、アシスタントへ的確に指示を出すリーダーシップも必要です。加えてWebやSNSでファンと交流し、自身の作品をアピールするための発信力等も重要です。
マンガ家になるためのスキルを身につける方法
必要なスキルを理解したところで、それらをどのように習得すれば良いのでしょうか。主な方法を3つ、ご紹介します。
専門学校に通う
最もお勧めなのが、マンガ専門学校に通うことです。プロの講師から直接、実践的な画力やストーリー構成、最新のデジタルツール操作までを体系的に学ぶことができます。
また、出版社を招いた作品添削会(出張編集部)等、在学中からデビューに直結するチャンスが豊富に用意されているのは専門学校ならではのメリットです。同じ志を持つ仲間と切磋琢磨できる環境も、大きなモチベーションになります。
アシスタントになる
プロのマンガ家の現場に入り、アシスタントとして働きながら現場のノウハウを間近で吸収するのも伝統的な方法です。求人は出版社のWebサイト(GANMO等)、マンガ雑誌の巻末、またはSNS等で募集されています。
現場のスピード感やプロの技術を間近で見られる利点がありますが、ある程度の基礎的な画力やデジタルスキルが事前に求められることがほとんどです。
独学
専門学校やアシスタントを経ず、独学でデビューをめざす方もいます。とにかくたくさんの作品を描いてWebやSNSに投稿を続けること、さまざまなジャンルのマンガ・映画・小説等のエンタメ作品を鑑賞して構成力を養うこと、そして旅行やアルバイト等の色々な体験をして引き出しを増やすことが重要です。
ただし、客観的な評価を得にくいため、モチベーションの維持や方向性の修正が難しいという課題があります。
在学中デビューも夢じゃない!専門学校デジタルアーツ東京の魅力
「本気でマンガ家をめざしたい。でも一人で夢を叶えられるか不安」
そんな方には、専門学校デジタルアーツ東京のマンガ・イラスト学科がお勧めです。
専門学校デジタルアーツ東京は、第一線で活躍するプロのマンガ家が講師陣として名を連ねています。基礎デッサンからCLIP STUDIO PAINTを駆使した最新のデジタル技術、魅力的なネームの切り方までを、少人数制で講師から一人ひとりの進度に合わせて個別指導してもらえるので、マンガ家に必要なスキルが効率的に身につきます。
必須スキルが習得できるだけではありません。最大の魅力は、在学中からのデビューサポート体制です。専門学校デジタルアーツ東京では、有名出版社の編集部を学校に招いての作品審査会が定期的に開催されます。過去にはプロの編集者から直接アドバイスをもらい、その場で担当がついて在学中デビューを果たした学生も誕生しています。
独学では気づけない自分の弱点を克服し、プロへの最短ルートを歩む環境が整っている。それが専門学校デジタルアーツ東京のマンガ・イラスト学科です。
>>マンガの専門学校のお勧めは?マンガ家になるためのルートや進学先の選び方も解説
まとめ

マンガ家には、商業誌、Web、SNS、同人・インディーズ、広告・実用書等の種類があり、めざす方向性によってデビューまでのルートやステップが異なります。
しかし、どのルートを選ぶにしても基礎的な画力や構成力、デジタルスキル、そして描き続ける情熱が必要であることは変わりません。
確かなスキルを効率よく身につけ、プロへのチャンスを確実なものにしたい方は、専門学校での学習が一番の近道です。専門学校デジタルアーツ東京は、「マンガ家になりたい」という夢を全力でバックアップします。
まずは体験入学で、学ぶ環境を肌で感じてみませんか?あなたの夢への第一歩が、ここから始まります。資料請求もお気軽にご利用ください。
>>マンガの専門学校のお勧めは?マンガ家になるためのルートや進学先の選び方も解説
>>専門学校デジタルアーツ東京 資料請求
>>専門学校デジタルアーツ東京 体験入学





