
「声優になりたい」という夢を持つ高校生は多いですが、具体的にどのような努力をすれば良いのか、迷ってしまいますよね。
この記事では、高校生が声優デビューするための3つのルートと、今日から自宅でできる5つのトレーニングを詳しく解説します。夢への第一歩を踏み出しましょう!
<目次>
- 1.高校生が声優デビューする3つのルート
- 1-1.声優の専門学校に通う
- 1-2.プロダクションの声優養成所に入る
- 1-3.直接オーディションを受ける
- 2.声優をめざす高校生が今日からやるべき5つの自宅トレーニング
- 2-1.①ボイストレーニング
- 2-2.②腹式呼吸トレーニング
- 2-3.③滑舌トレーニング
- 2-4.④音読・朗読の習慣化
- 2-5.⑤自分の声を録音して客観的に聴く
- 3.トレーニング以外でやっておきたいこと
- 3-1.感性を磨く
- 3-2.貯金しておく
- 3-3.進路を決めておく
- 4.専門学校なら未経験の高校生でも声優デビューをめざせる!
- 5.まとめ
高校生が声優デビューする3つのルート
高校生が声優になるためのルートは、大きく3つあります。それぞれメリットや難易度が異なるので、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
まずは各ルートの特徴を確認していきましょう。
声優の専門学校に通う
声優の専門学校は、未経験の高校生でも入学しやすく、代表的な声優デビューへのルートです。発声・滑舌・演技といった基礎から、マイク前でのお芝居やダンス・ヴォーカルレッスン・感情表現の応用まで、体系的なカリキュラムが整っています。一般的に2年間のコースが多く、卒業までにプロとして通用するスキルを着実に身につけられます。
また、専門学校ではデビューに向けたさまざまなサポートを受けられるのも大きな魅力です。学校とプロダクションのつながりを活かしたオーディション情報の提供や、マネジメント会社との接点をつくる機会等も充実しています。
「何も知らない状態から声優をめざしたい」という方に、特に向いているルートと言えます。
声優の専門学校について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
>>声優の専門学校はどんなところ?カリキュラムや養成所との違いを解説
プロダクションの声優養成所に入る
声優養成所は、声優プロダクション直属の機関で、週1〜3回のレッスンを受けながらデビューをめざす場所です。専門学校とは異なり、養成所によっては入所するためのオーディションが設けられていて、ある程度の基礎スキルや表現力がすでに身についていることが求められます。
入所のハードルは高いですが、プロダクションと直接つながっている分、合格・修了後の早期デビューをめざしやすい点が大きなメリットです。在学中から声の仕事に関わるチャンスを得られるケースもあります。
「すでに発声や演技の基礎がある」「できるだけ早くプロデビューしたい」という高校生に向いています。
直接オーディションを受ける
アニメや吹き替え作品の一般公募オーディションに合格し、即プロ入りをめざすルートです。専門学校や養成所への通学が不要なため、費用負担や時間の拘束が少なくて済む点は高校生にとってありがたいメリットと言えます。
ただし、3つのルートの中で最も難易度が高いのも事実です。プロダクションや制作会社は即戦力を求めているため、発声・滑舌・演技のすべてが高い水準でなければいけません。
「働きながら夢を追いかけたい」「時間やお金に余裕がない」という方以外は、まずは専門学校や養成所でしっかりスキルを磨くことをお勧めします。
声優をめざす高校生が今日からやるべき5つの自宅トレーニング

声優として活躍するためには、日々のトレーニングの積み重ねが欠かせません。ここでは、特別な道具がなくても自宅でできる5つのトレーニングを紹介します。今日から早速取り組んでみましょう。
①ボイストレーニング
声優の仕事では、長時間にわたってセリフを読み続けることも珍しくありません。喉を傷めず、聴き取りやすい声を出すために、正しい発声方法を身につけることが重要です。
以下の練習・トレーニングに取り組んでみましょう。
姿勢を整える練習
発声の土台は姿勢にあります。猫背や前傾姿勢では、声の通り道である気道が圧迫され、声量や音質が落ちてしまうためです。
まずは背筋をまっすぐ伸ばし、両足を肩幅に開いて立ちましょう。続いて顎を軽く引き、頭が体の真上にくるように意識します。これが声を出す時の基本の姿勢です。
喉を開く練習
喉を開くと、こもった声や詰まった声が改善されます。
喉を開くイメージが分からない場合は、あくびをする時の感覚を思い出してみましょう。口の奥が広がり、軟口蓋(口の奥の天井)が持ち上がる感覚があったら、それが「喉が開いた状態」です。その状態を保ちながら「アーーー」と声を出してみてください。
実践トレーニング
正しい姿勢と喉を開いた状態を覚えたら、実践トレーニングをしてみましょう。「あ・い・う・え・お」を一音ずつ、口を大きく動かしながらゆっくり発音します。これを1セット5回、毎日続けます。
慣れてきたら声量を上げる、低音と高音を使い分ける等、少しずつ応用していくのがお勧めです。
②腹式呼吸トレーニング
声優に限らず、歌手や俳優等、声を使う仕事のプロの多くが習得しているのが腹式呼吸です。
胸だけを使って息を吸う胸式呼吸に対して、腹式呼吸はお腹の筋肉(横隔膜)を使って深く息を吸い込むため、より多くの空気を取り込めます。声に安定感が増し、長いセリフでも息が続くようになります。
腹式呼吸の手順
- 仰向けに寝て、お腹の上に両手を乗せる(立って行ってもOK)
- 鼻からゆっくり息を吸いながら、お腹が膨らむのを手で確認する
- 口からゆっくり「ふーっ」と息を吐きながら、お腹がへこむのを感じる
ポイント
腹式呼吸をする時は肩の力を抜いて、意識をお腹に集中させましょう。鏡を見て肩や胸が上下していたら、胸式呼吸になっています。
腹式呼吸で息を吐く時の時間は、吸う時の倍程度が理想です。
慣れてきたら、腹式呼吸のまま声を出す練習に移行するとより効果的です。
③滑舌トレーニング
滑舌は、セリフの聞き取りやすさに直接影響するだけでなく、キャラクターの感情やこまかいニュアンスを伝える表現力にも関わります。滑舌が悪いと、どれだけ感情を込めたセリフでも視聴者に伝わりにくくなってしまいます。
滑舌を良くするためには、以下のような練習・トレーニングがお勧めです。
舌の準備運動
発声の前に、まずは口の周りをほぐしましょう。口を大きく開けて「あー」と言いながら、舌を上・下・左・右に動かします。その後、口の中で舌を大きく、ぐるぐる回します。これを左右方向それぞれ10回ずつ行ってください。
発音練習(五十音)
「ア行からワ行」まで、一音一音をはっきり発音していきます。特に「タ行・ダ行・ラ行・ナ行」は舌の動きが重要なので、意識的に丁寧に練習しましょう。
早口言葉で実践
「生麦・生米・生卵」「隣の客はよく柿食う客だ」等、定番の早口言葉をゆっくりのスピードから始めて、徐々に速くしていきます。速さよりも、まずはすべての音をはっきり発音することを優先しましょう。
毎日1〜2分で構いません。続けることで変化を感じられる場合があります。
④音読・朗読の習慣化
声優の仕事の基本は、台本に書かれた文字を読み、その内容に感情を乗せて表現することです。このスキルを高めるのに最も手軽で効果的な方法が、日常的な音読・朗読です。
やり方
好きな本・絵本・マンガの原作小説・詩集等、なんでも構いません。声に出して読んでみましょう。
ただ読むだけでなく、場面の状況・登場人物の気持ち・その場の空気感を頭の中でイメージしながら読みます。
読む時は喜び、悲しみ、怒り、驚き等、感情に合わせて声のトーンや速さを変えてみましょう。1日5〜10分程度、毎日継続することが大切です。
ポイント
好きなアニメの台本や、声優が朗読しているCD・動画を参考にすると効果的です。「プロはどう表現しているか」を意識しながら聴き、自分の音読と比べてみましょう。
⑤自分の声を録音して客観的に聴く
実は、自分に聞こえる「自分の声」と、他人が聞く「自分の声」には差があります。骨の振動の関係で、自分自身の声は「内側から聞こえる声」となっており、実際にはない低音や共鳴が含まれているためです。
スマートフォンの録音機能を使って自分の声を録音し、「外側から聞こえる声」という形で客観的に聴くことが、上達への近道です。
やり方
スマートフォンのボイスメモアプリを起動し、音読・朗読やトレーニングの様子を録音します。その後、再生して以下のポイントを確認しましょう
- 滑舌がはっきりしているか
- 声のトーンが単調になっていないか
- 感情が伝わっているか
- 息継ぎのタイミングが不自然でないか
気になった点をメモしたら、次のトレーニングで意識的に改善します。
最初は「思ったより声が悪い」と感じるかもしれませんが、それは成長のチャンスです。定期的に録音して聴き比べることで、自分の変化と成長が実感できます。
トレーニング以外でやっておきたいこと
トレーニングと並行してやっておきたいこともご紹介します。日常生活の中でも、夢に近づく行動を積み重ねていきましょう。
感性を磨く
声優は声だけでキャラクターの心情を表現する仕事です。豊かで繊細な感情表現ができるようになるためには、日々の感性を磨くことが欠かせません。
感性を磨くには、アニメはもちろん映画・舞台・美術・文学等、さまざまなジャンルの名作にできるだけ多く触れましょう。「なぜこのシーンで涙が出るのか」「この声優はなぜここで声を低くしたのか」等、感じたことを言語化する習慣をつけると、より鋭い感性を得られます。
憧れている声優の声の出し方や、間の取り方を真似してみるのも非常に効果的なトレーニングになります。
貯金しておく
声優専門学校や声優養成所に通うには、それなりの費用がかかります。専門学校であれば2年間の学費、養成所でも入所費・月謝等が必要です。また、オーディション一本でプロをめざす場合でも、夢を叶えるまでの生活費は別の仕事やアルバイトで賄う必要があります。
可能であれば高校生のうちから勉強に支障が出ない程度にアルバイトをして、コツコツと資金を貯めておくのがお勧めです。早めの資金準備は大きな安心感につながり、将来の選択肢を増やすことにもなります。
進路を決めておく
若いうちから声優をめざして技術を磨き始めた方は、大人になってからトレーニングを始める方に比べて大きなアドバンテージがあります。今のうちにしっかり進路を考えておくことが、将来の後悔を減らすことにつながります。
専門学校・養成所・オーディション、それぞれのルートによって、必要な努力の種類もその後の生活も大きく変わります。「費用はどのくらいかかるのか」「卒業後にどんな道があるのか」「自分の今のスキルはどのルートに向いているのか」等、各ルートのメリットとデメリットをしっかり調べ、自分に合った進路をじっくり考えておきましょう。
専門学校なら未経験の高校生でも声優デビューをめざせる!
3つのルートの中でも、特に高校生にお勧めなのが声優の専門学校です。知識や技術がまったくない未経験の状態からでも入学でき、0から声優をめざせます。養成所のような入所オーディションも不要なため、「今すぐ始めたい!」という方でもチャレンジしやすいのが大きなメリットです。
また、効率的に必要なスキルを身につけられる点も専門学校の強みです。声優として活躍するためには発声・演技だけでなく、歌・ダンス・マイクパフォーマンス等、多岐にわたる能力が求められますが、専門学校ではそれらをまとめて学べます。
例えば専門学校デジタルアーツ東京の声優学科では、滑舌、発声発音、アクセント等の基礎力を強化するアフレコ演習、舞台等を通して表現力を磨く演技演習に加え、ダンス&ステージングや殺陣、パントマイム等、活躍の場が拡がり多様化する声優のニーズに即したカリキュラムが用意されていて、プロの現場を知る講師陣による実践的な授業を受けられます。
さらに、現役プロの講師が一人ひとりの声質や演技のクセを直接聞き、「もう少し腹式呼吸を意識してみよう」といった具体的で丁寧な指導が行き届く少人数制の環境なので、未経験や初心者の方でもついて行きやすく、しっかりとスキルアップできるのも強みの1つです。卒業後のデビューに向けたオーディション対策や業界とのパイプを活かしたサポートも充実しています。
「声優になりたいけど何も知らない」という高校生こそ、専門学校という選択肢を真剣に検討してみてください。
まとめ

この記事では、高校生が声優になるための3つのルートと、自宅でできる5つのトレーニングを解説しました。
声優への道は決して簡単ではありませんが、本気でめざすのならば、早くから行動を起こすことが大切です。まずは自宅でのトレーニングを習慣化しながら、自分に合った進路を考えていきましょう。
未経験からでも「あの大好きなアニメに声優として参加したい!」といった夢に近づきたい方には、専門学校デジタルアーツ東京の声優学科がお勧めです。体験入学では、アフレコやヴォーカルレッスンも経験できちゃいます!興味がある方はお気軽に体験入学や無料の資料請求をご利用ください。
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