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SF小説家になるには何をするべき?

小説には多種多様なジャンルがあり、ノンフィクションや純文学、そしてSF小説等も代表的です。
また、SF小説家として名をはせている方々も多く、人気ジャンルの一つです。

文章を書くのが好きな方、SF映画・SF小説が好きな方の中には、SF小説家になるには何が必要か考えたこともあるのではないでしょうか。

企業への就職と違い、なり方について分からない部分も多いところです。

この記事ではSF小説家になるには何が必要なのか、大切な能力について紹介します。

SF小説家とは

SF小説家は、主にSF(サイエンスフィクション)をテーマにした小説を執筆することを本業にしている方を指します。

他の業種と違い、SF小説家になるための資格取得や企業に就職する必要はありません。
例えば今日からSF小説家として活動を始めれば、名乗ることもできます。

いわゆるフリーランスと同じ業態で、出版社と契約し出版や執筆料の打ち合わせをしながら執筆を進めるのが特徴です。

SF小説家の「SF」についてですが、もともとは科学小説を指していました。
しかし、時代と共に定義が変化し、現在では科学だけでなく未来設定や宇宙を盛り込んだものを含めSF小説と呼んでいます。

例えばタイムスリップを題材にした小説も、SF小説に区分されます。
タイムスリップもののSF小説は、科学と空想・時間を織り交ぜているのが特徴です。

SF小説家は、既存の科学をベースにした空想という点を押さえるのが大切です。
空想上のモンスターを描いた場合等は、ファンタジー小説へ分類されます。

SF小説家になるために磨くべき能力

続いてSF小説家になるには、どのような能力が必要か3点に分けて解説します。

人がおもしろいと感じることをリサーチできる能力

SF小説家になるには、リサーチ能力が必要です。

リサーチ能力があれば、人はどのような作品を求めているのか・何をおもしろいと感じるか判断できるようになります。

SF小説家の場合は、多くの人達がおもしろい・ワクワクさせる題材であるかどうかリサーチするのも大切です。

例えば過去に出版されたSF小説を参考にしつつ、最近注目されている技術や分野を調べてみるのも良いでしょう。

他にも2020年時点では人工知能やICT等が注目されているので、これらのテーマに関しても人々がおもしろいと感じる事柄の一つです。

まずはリサーチを何度も繰り返し、何が人々の注目を集めているのか自分なりに整理してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

SFのおもしろさを人に伝えられる能力

SF小説家は、自身が描いたSFの世界観やおもしろさを人々に伝えられる能力も磨かなければいけません。

どんなに斬新で画期的な設定・ストーリーでも、人に伝わる文章・構成でなければ読者は読んでくれないでしょう。

つまりSF小説家も、構成力と文章力、語彙力や表現力が必要です。

技術的な能力を磨くためには、多数の小説を読み表現方法を吸収し、文章力に関する実用書で構成や人に伝わる文章について学んでいきます。

語彙力や言葉の意味については、辞書を活用しながら学んでみるのがお勧めです。

多くのジャンルの小説をインプットできる能力

SF小説家として磨くべき能力の一つが、インプットです。

小説を読み、そこから表現方法や構成、さまざまな世界観や哲学等を吸収することがSF小説家にも必要です。

さらに小説のジャンルは、SFだけでなく恋愛やノンフィクション、ミステリーやファンタジー、歴史もの等、多種多様な内容に目を通すのも大切なポイントです。

さまざまなジャンルの小説をインプットできれば、自身の知らない・経験したことのない世界を知ることができます。

小説を読む時は、単に読み進めるのではなく深く読み解くよう意識しましょう。

SF小説家をめざすためのポイント

ここではSF小説家をめざすために、何をすべきなのかポイントを2点紹介します。

なるべく多くの人に感想をもらう

SF小説家をめざす際は、書き上げた作品を多くの人に読んでもらい感想をもらうのも大切です。

内容の読みやすさ・魅力は、人それぞれ異なる感想です。
また、読者の感想を分析することで、自身では気づかなかった改善点・良さを知ることができます。

さらに自身と他者の感性にどれだけの差があるか確認できるので、積極的に多くの人から感想をもらいましょう。

とにかく小説を書き続ける

SF小説家になるには、とにかく小説を書き続ける行動力と継続力もポイントの一つです。

文学賞に受賞したり出版社と契約したりするためには、作品を生み出さなければ状況は変わりません。

SF小説をつくり上げ、文学賞へ定期的に応募したり出版社へ持ち込んだりといった活動を継続するのが大切です。

さらにSF小説をつくりたい・作品を世に伝えたい、といった強い気持ちを持ち続けているかどうかもSF小説家をめざすための重要なポイントです。

まとめ

SF小説家になるには、SF以外のジャンルも読んだり人々がおもしろいと感じる情報をリサーチしたりといったこまかな努力も必要です。

また、小説全般に重要な能力ですが、表現力や構成力も欠かせません。
人に伝わる文章のつくり方等の技術的な要素にも力を入れましょう。

SF小説家は、さまざまな要素が必要で複雑かつ難しい業種です。

しかし、作品・テーマを世に伝えたいといった気持ちを持ち続けていれば、SF小説家として活動できる可能性があります。

1つでも多くのSF小説を書き、感想をもらいながらめざしてみてくださいね。