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ミステリー作家(小説家)になるには?

ミステリー作家(小説家)になるための方法として、『賞に応募する』ことを考えている方も多いのではないでしょうか。

実は賞に応募する他にも、WEBサイトに掲載したものが書籍化や自費出版から大ヒットする等、賞に応募する以外にもミステリー作家(小説家)になる方法があります。

今回は「ミステリー作家(小説家)になるにはどうしたら良いのか?」を解説します。

ミステリー作家(小説家)の特徴

ミステリー作家(小説家)になるための第一歩として、まずはミステリー作家がどんな話を書くのかを確認しておきましょう。

似たようなジャンルにサスペンスや推理小説がありますが、推理小説とサスペンスとの違いについても知っておくと良いですね。

一般的な小説家との違いとは

ミステリー作家(小説家)は『怪奇な事件』を題材に小説を書きます。

似たジャンルにサスペンスや推理小説がありますが、サスペンスに推理は必要ではありません。

また、推理小説はミステリーの元となったジャンルであり、複数人の犯人候補の中から犯人を探し出すストーリーが書かれます。

こうした推理小説は『読者が犯人捜しをできる』という点があります。

ミステリーと推理小説は似ていますが、ミステリーはサスペンスよりも推理小説に近く、推理小説のように必ずしも読者が犯人探しをするものではない、という違いがあります。

しかし、ミステリー小説と推理小説は一緒に扱われることも多い、という点もあります。

ミステリー作家(小説家)になるにはどうすべきか

ミステリー作家(小説家)になるには以下の三つの方法があります。

  • ミステリージャンルの賞を受賞する
  • ミステリージャンルのあるWEBサイトに掲載し書籍化される。
  • 自費出版から有名になる

それぞれを詳しく見ていきましょう。

ミステリージャンルの賞をもらって評価を受ける

ミステリー作家(小説家)になるには、ミステリージャンルのコンテストや賞に応募し評価されてデビュー、という方法があります。

ミステリージャンルのコンテストや賞には、江戸川乱歩賞やアガサ・クリスティー賞、横溝正史ミステリ大賞、鮎川哲也賞等、さまざまな賞があります。

中でも、江戸川乱歩賞は受賞すると講談社より書籍化、フジテレビより映像化される素晴らしい賞です。

ミステリージャンルの賞を受賞しているのは有名作家が多い

ミステリージャンルの賞を受賞している方々には、1992年に第45回日本推理作家協会賞受賞を受賞した『館シリーズ』『Another』で知られる綾辻行人さん、2008年に第8回本格ミステリ大賞を受賞した『学生アリスシリーズ』『スイス時計の謎』の著者・有栖川有栖さん等がいます。

また、1985年に第31回江戸川乱歩賞を受賞した『白夜行』で有名な東野圭吾さんの『容疑者Xの献身』は映画化や舞台化もされる程の有名作となりました。

ミステリージャンルのWEBサイトに掲載されて評価される

ミステリー作家(小説家)になるには、ミステリージャンルのあるWEBサイトに小説を掲載し、出版社に評価される方法があります。

例えば、小説投稿サイトのエブリスタにはミステリーのジャンルがあり、多くの作品が書籍化されています。

また、書籍化だけでなく映画化やマンガ化された作品もあるので、こうしたサイトに小説を掲載するのも良いでしょう。

自費出版をする

ミステリー作家(小説家)になる方法には自費出版をする方法もあります。

自費出版には、編集から校正、組版等の費用がかかりますが、自分の本を書籍にできる手っ取り早い方法でもあります。

例えば、幻冬舎ルネッサンス新社から自費出版ができます。

幻冬舎ルネッサンス新社から自費出版をすると、幻冬舎の商業出版された書籍と同じように書店に並びます。

つまり、普通の書籍のように幻冬舎のコーナーに自分の書籍が並び、平積みや面出しといった形で売られることもあります。

幻冬舎ルネッサンス新社は、出版後もAmazonをはじめとするネット書店への手配も行ってくれますので、出版前後のサポートが手厚い出版会社を選ぶと良いでしょう。

自費出版で有名になった作品には天野節子さんのミステリー小説『氷の華』があります。

氷の華は幻冬舎ルネッサンス新社から自費出版され、テレビドラマ化までされた有名作品です。

ミステリー作家(小説家)として長く活動したいなら

ミステリー作家(小説家)として長く活動するのであれば、兼業作家になること、ミステリー小説以外の小説を読むことを強くお勧めします。

それには二つの理由があります。

兼業作家として活動する

兼業作家として活動する、ということは作家業以外にも仕事をしながら活動することになります。

賞等に応募し受賞してデビューを果たすのは狭き門です。
WEBサイトに投稿したからといって必ず出版社から声がかかるとは限りませんし、自費出版でも売れなければ赤字になってしまいます。

こうしたリスクがありながら、ミステリー作家(小説家)になるためだけに仕事や学校を辞めてしまうのは、とても危険です。

食べていけなくなってしまった場合は、小説を書くよりも先に収入を得ないといけません。
こうなると小説を書く気力や精神的ストレスとの闘いになってしまいます。

ミステリー作家(小説家)として安定した収入が得られるようになってから作家業を本業とする方が安心ですので、まずは兼業作家として活動することをお勧めします。

ミステリーだけでなくさまざまなジャンルの小説を読む

「ミステリー作家(小説家)になりたいからミステリー小説だけを集中して読む」と考えてしまう方もいるかもしれませんが、ぜひ他のジャンルの小説も読んでみてください。

『小説を書く』という行為はアウトプットの行為です。
アウトプットするには情報をインプットする必要があります。

『ミステリー小説だけ』という偏りのあるインプットよりも、幅広いジャンルの小説から知識や情報をインプットしたほうがアウトプットできるものも多くなります。

ですので、ミステリーに限らずさまざまなジャンルの小説を読むように心掛けましょう。

まとめ

「ミステリー作家(小説家)になるにはどうしたら良いのか?」を解説しました。

有名な賞に応募する方法からWEBに掲載する方法、自費出版する方法がありますが、まずは小説が書ける環境を整えることが大切です。

夢を追って仕事や学校を辞めるのではなく、仕事をしながら・学校に通いながら兼業作家として活動した方が長く活動できることは間違いありません。

ミステリー作家(小説家)になるには、険しい道のりを乗り越えなければなりませんが、とても夢のある仕事でもあります。

ぜひこの記事を参考にミステリー作家(小説家)への道をめざしてみてくださいね。