• 資料請求はコチラ
  • 体験入学はコチラ
  • 学校公開情報詳細はコチラから

アニメ、声優、イラスト、マンガ、ゲーム、ノベルス、フィギュアの専門学校

  • お問い合わせフォーム
  • アクセス・連絡先

ライトノベル作家の適性・向いている人

比較的新しいジャンルの読み物として多くの人に読まれているライトノベル小説。

人気の作品も多いですが、そのようなライトノベルを書くためには、どのような適性が必要なのでしょうか。

この記事では、「ライトノベル作家になってみたいけれど、自分にできるか分からない」と感じている方に向けて、その適性や必要なスキルについてご紹介していきます。

ライトノベル作家と小説家との違いについて

ライトノベル作家の適性について知る前に、まずライトノベル作家と小説家との違いについて解説する必要があります。

基本的な仕事内容が大きく異なることはありませんが、全く同じ適性を求められる訳ではないからです。

その違いについて、詳しく見ていきましょう。

ライトノベル作家の仕事内容

基本的には小説家もライトノベル作家も執筆を行い、本を出版し、それらを買ってもらうことが一連の流れですが、ライトノベルの特性を理解してその内容を執筆する必要があります。

その特性としてあげられるのは、ライトノベルは主に若年層をターゲットにしている分、内容の分かりやすさはもちろん、表紙の絵や挿絵等も重要視されるということです。

ライトノベル作家をめざすなら、今どのようなライトノベルが読まれているのかもリサーチし、求められている物語をつくる必要があると言えるでしょう。

ライトノベル作家に求められる適性

そんなライトノベル作家ですが、いったいどのような能力が求められ、どのような人に適性があるのでしょうか。

いくつか適性に当たる能力があるので、それぞれについて見ていきましょう。

人と協力して仕事を行えるコミュニケーション能力

まずおさえておきたいのが、ライトノベル作家はチームで仕事を行うということです。

ライトノベル作家は、アニメ化や商品化をベースに動いていることも多いです。

そのため、最初の段階で出版社やアニメ制作会社と打ち合わせをすることも珍しくありません。

また、ライトノベルは表紙や挿絵のクオリティで売上が変わる業界なため、イラストレーターとの打ち合わせも欠かせません。

より読者に興味を持ってもらえるキャラクターをつくり出すために、設定から詳しく打ち合わせていきます。

このように、ライトノベルは多くのスタッフと一緒につくり上げていきます。

最低限のコミュニケーション能力はもちろん、人と協力する意識が大切になります。

作品を最後まで書ききることができる能力

作品の構想をするだけでなく、文字に起こして物語の完結まで書ききるためには、構成を整理して物語に矛盾がないようにしなくてはならず、時間も労力も必要です。

一般的な小説作家にも言えることになりますが、「作品を最後まで終わらせることができる能力」は必要不可欠です。

何事にも興味を持てる感性

ライトノベル作家はその職業柄、何ごとにも興味を持てる感性を持っている方が執筆で有利になりやすいです。

ジャンル問わず、広い知識を持っていると物語に広がりを持たせることができるので、好奇心が旺盛であることは強みとして数えられます。

ライトノベル作家として仕事を上手くこなすためには

ここまで適性についてご紹介してきました。

適性としては、小説家に求められているものと殆ど同じだと感じた方も多かったのではないでしょうか。

しかし、ライトノベル作家として仕事を上手くこなすためには、小説家とは少し違った視点を持つことが大切です。

ここからは、その視点についてご紹介していきます。

作品のアニメ化や映画化も視野に入れて書く

アニメ化が前提でライトノベル作家が作品をつくることもありますが、元々はその予定はなくても人気が出ればアニメ化や映画化の話が舞い込んでくることがあります。

これらを視野に入れておくと、おもしろい作品がつくりやすくなります。

アニメ作品としてもヒットしたライトノベル作品を参考にしてみましょう。

ライトノベル小説を読む層に向けた作品にする

ライトノベル小説を読む層として意識すべきは、10~20代をメインに30代あたりまでです。

基本的に小説ではここまでターゲットを絞ることは珍しいのですが、ライトノベルはその特性上、このような戦略が重要となっています。

ライトノベル作家に向いている人になるためにすべきこと

ここまでで、ライトノベル作家に求められる能力について見てきましたが、ライトノベル作家に向いている人になるためには何をしたら良いのでしょうか。

ここからは、その方法を解説してきます。

ライトノベル小説だけでなく満遍なく小説を読む

ライトノベル小説だけでなく、満遍なくさまざまなジャンルの小説を読むことが大切になってきます。

ライトノベルだけ読んでいると、どうしても読む内容に偏りが出てしまうからです。

それよりも各ジャンルで人気を博した小説を読んだ方がおもしろい作品の共通点を見出すヒントが得られるので、できるだけジャンルは絞らないようにしましょう。

アニメ化や映画化されたライトノベル小説を参考にする

先程も少し話が出ましたが、アニメ化や映画化されたライトノベル小説を参考にするのはとても効果的です。

アニメ化や映画化されている作品の特徴を知れば、どんな作品が求められているのか知ることができます。

ぜひとも色々な作品からポイントとなる部分を学んでおきたいところです。

まとめ

ライトノベル作家の適性、ライトノベル作家に向いている人がどのような人かのご紹介を行ってきましたが、いかがだったでしょうか。

ライトノベル作家は、小説家とは少し違った角度からの作品つくりが求められます。

ライトノベル作家として長く活躍したいなら、アニメ化や商品化も視野に入れて既存の作品を参考にしつつ、地道に作品を出し続けていきましょう。