• 資料請求はコチラ
  • 体験入学はコチラ
  • 学校公開情報詳細はコチラから

アニメ、声優、イラスト、マンガ、ゲーム、ノベルス、フィギュアの専門学校

  • お問い合わせフォーム
  • アクセス・連絡先

イラストコラム

NFTアーティストになるには?めざす方法や日本のNFTアートを解説

NFTアーティストになるには?めざす方法や日本のNFTアートを解説

NFTアーティストとは、NFTを作成して出品するアーティストのことです。

日本では注目され始めたばかりで、まだ馴染みの少ないNFTですが、世界では熱い盛り上がりを見せています。

今回は、NFTアーティストをめざすためには何から始めたら良いのかを解説するとともに、NFTアートについてや、日本でのNFTアートの例を紹介します。

NFTアーティストになるには?

NFTアーティストになるには、まずNFTを作成して、NFT売買ができるプラットフォームに出品する必要があります。
NFTの出品は、既存のNFTマーケットプレイスで行うのが基本です。

未経験者にはOpenSeaがお勧め

未経験者には、OpenSeaでの出品をお勧めします。

OpenSeaは、NFT売買ができる世界最大のプラットフォームです。
出品する際に審査がないため、登録すれば誰でも出品することができます。
またユーザーが多く、購入されるきっかけをつかみやすい点も、OpenSeaをお勧めする理由の一つです。

初めの内はオークション形式での出品ではなく、価格を設定して出品してみましょう。
自分の作品の市場価値を確認することができます。

NFTアーティストデビューをするために必要な準備

NFTアーティストとしてデビューするためには、必要なことが三つあります。

仮想通貨の口座

NFTアーティストとしてデビューするためには、仮想通貨の口座の用意が必要です。
仮想通貨の知識を勉強しておきましょう。

仮想通貨の取引所は種類がたくさんあります。
利用者の評価や口コミを参考にして、最初は初心者でも使いやすいところを選びましょう。

仮想通貨・ウォレットの用意

利用するプラットフォームにもよりますが、NFTを売買するためには基本的に初期費用が必要です。

初期費用は仮想通貨で支払うため、仮想通貨を用意します。
また、仮想通貨を安全に保管する、ネット上のお財布サービス「ウォレット」も用意しましょう。

ずば抜けたデザイン力や美的センス

NFTアートの売買を行っているプラットフォームには、多くのデジタルアートが溢れています。
ユーザーの心を惹き注目を集めるようなデザインをつくらなければ、ユーザーに買ってもらうことはできません。

また、NFTアートはまだ業界では新しくユーザーも手探りなため、知名度の高い出品者の商品を買うことが多いです。
知名度のない出品者や未経験者が注目を集めるためにも、確かなデザイン力や美的センスは必要でしょう。

デザインを学べる学校に通ったり、デザインの知識を深められる資格を取得したり等、美的センスを磨く努力を行いましょう。

NFTとは

NFTとは
そもそもNFTとは「Non Fungible Token」を略したものです。
直訳すると「代替不可能なトークン」という意味になります。

トークンとは、既存のブロックチェーン上に新たにつくられた仮想通貨のことです。
またブロックチェーンとは、「暗号技術によって取引履歴を過去から1本の鎖のようにつなげ、正確な取引履歴を維持しようとする技術」のことを指します。

トークンには主に以下三つの特徴があります。

  • ​​発行者・管理者がいる
  • 個人・法人が発行可能
  • 独自の価値づけが行われている

トークンは、基本的に利便性の向上を目的としてつくられ、特定の個人や団体による発行・管理が行われています。

つまり「代替不可能なトークン」とは、ブロックチェーン技術を利用してつくられた、他では代用できない唯一無二の性質を持つデジタル資産ということです。

NFTは未整備で危険

NFTはまだ未開拓な領域であるため、危険性もそれなりに高く注意が必要です。

例えば、現時点では法整備が整っておらず、サクラによるマッチポンプは違法行為として扱われていません。
そのため、資本力のあるユーザーの中には、サブアカを使ってNFTの値段を釣り上げている人もいます。

商品を買う時は、良し悪しを見定める力がないとリスクが高く、NFTを売るにしても知名度やデザイン力がないと難しそうです。

NFTアートの代表的な売買場所

NFTを取引する場所は「NFTプラットフォーム」と呼ばれています。
先程紹介したOpenSeaを始め、現在主要とされているNFTプラットフォームは以下の三つです。

  • OpenSea
  • Rarible
  • コインチェック

OpenSeaは、外国の方々が取引の中心となっていますが、村上隆さんやせきぐちあいみさん、UVERWorldのTakuya∞さん等、著名な日本人の方々も過去に出品を行っています。

Raribleは、OpenSeaに次いで世界的に有名なNFTプラットフォームです。
Raribleの最大の特徴はUI(ユーザーインターフェース)がシンプルなこと。
独自発行のトークンである「RARI」を使って、OpenSeaよりも簡潔にNFTの売買を行うことができます。

コインチェックは日本を代表する取引所で、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)等、計17種類の仮想通貨を売買できます。
ただし、NFTアートには対応しておらず、特定のゲーム内でのみ使用できる状況です。

日本のNFTアート

日本のNFTアート
日本におけるNFTアートの知名度は、世界に比べてまだ低いのが現状です。
しかし最近では、日本を代表するアーティストや企業等が、独自の作品制作やサービス開発のための応用として、NFTアートに注目し始めています。

実際にNFTアートを活用している有名アーティスト等を紹介します。

村上隆

日本を代表するアーティスト村上隆さんは、代表的なモチーフ作品である「お花(Murakami.Flowers)」を、2021年4月にOpenSeaにて公開しました。
108種類にものぼるバリエーション豊富なお花は、世界中から注目されています。

香取慎吾

元SMAPで著名タレントの香取慎吾さんは、2021年9月6日よりNFTアートを利用した「香取慎吾NFTアートチェリティプロジェクト」を開始しました。
プロジェクト開始からわずか1日で、参加者1万人という異例の記録を残し、各メディア及びアート業界からも大きな反響を呼んでいます。

手塚プロダクション

有名マンガ家の手塚治虫さんのプロダクションも、2021年12月よりNFTアートでの取り組みを始めています。
名作である「鉄腕アトム」「火の鳥」「ブラックジャック」の貴重なマンガ原稿を、デジタルアートとして各1000点販売し、開始わずか1時間〜2時間でそれぞれ即完売となりました。

まとめ

NFTアーティストになるには、NFTプラットフォームに関して勉強することはもちろん、仮想通貨の知識や、ユーザーの心を惹くためのデザイン力や美的センスを身につけましょう。

まだ新しい業界であるため、挑戦するにはそれなりのリスクが生じますが、ネットの未来の主軸になっていく可能性もあり、早く始めたほうが先行者利益を得られるかもしれません。