今週はイラスト学科の授業を紹介しましょう。
科目名は「制作実習」です。
イラスト学科ですから、基本的に絵を描くことが勉強の中心になるわけですが、この「制作実習」の授業は実にさまざまな手法で作品を作ります。
たとえば水張りといって、水彩画などを描くとき、紙に皺がよって歪まないよう、一度水に濡らした紙を大きな木製のパネルに張り付けてから描くという方法や、スチロールのボードなどを切り貼りして、立体的な作品を作る授業などもあり、実にさまざまです。
その中で学生たちが最近取り組んでいるのが、写真のコラージュです。
コラージュは英字新聞やファッション雑誌、カタログなどを切り抜き、それを貼り付けることによって作品を制作する技法です。
イラスト学科では、さまざまな画材を使用しますが、このような技法もまた作品制作につながるわけですね。
中には本人も予想しないような？独創的で斬新なすばらしい作品が出来あがることもあるようですよ。
ミニポートフォリオ『小さな作品ファイル』をご紹介します。
ゲームや動画作品を紙に印刷して一冊の作品ファイル（ポートフォリオ）にまとめますが、
これはポートフォリオにする前段階のミニチュアバーションです。
小さなケースに自分の作品を可愛らしく挟んで渡すことが出来る、大きな名刺の様なものです。
イラストや絵を描くだけでなく、印刷して必要なサイズに切り取り、
貼ったり折ったり挟んだりする工程も学びます。
ゲームクリエイティブ学科・ゲームキャラクター学科は、
ゲーム作品や絵だけを作っているだけではありません。
就職の選択肢を広げる為、表現の幅を広げる為にも今回の様にいろいろな作品を数多く作製します。
ゲーム系学科の就職先はゲーム業界だけではなく、映像・Web・出版・印刷関連 （ＤＴＰ）など様々です。
ゲーム系学科が就職に強い理由を、今後も学生作品を通してご紹介していきます。ご期待ください。
先日、ヒューロン株式会社より依頼のあったゲーム、カードゲームのキャラクターデザイン募集説明会が行われました。
今回はいくつかの案件があり、かなりまとまった数のキャラクターデザインが必要になることから、それを描くイラストレーターの募集です。１・２年生、卒業生を含め関心は高く、４５名余りが参加しました。
今回も何人かが在学中デビューを果たすことになると思われ、とても楽しみです。
説明会には会社の担当の方以外に、本校卒業生で現在フリーのイラストレーターとして活躍、このプロジェクトにも深く関わっている、PN.「FUSANO」さんが同行されました。
会社の方より説明を聞いたあと、「FUSANO」さんから先輩の立場で、デビューに関わることや体験談、また、ポートフォリオの作り方についてお話ししていただきました。
２年生からは積極的に質問もあり、来年の進路を考える上で大変参考になったようです。
さて、夏休み中の体験入学では、在校生に加え、イラストレーターとして活躍する卒業生にもアシスタントをお願いする予定です。
模擬授業体験だけでなく、実際の仕事で活躍する先輩たちの生の声を聞くこともできますので、みなさんぜひご参加くださいね。
お待ちしております!!
ゲームクリエイティブ学科の卒業制作も自己紹介が終わり、
制作チームが構成されてゲーム制作が本格的に始動です。
11月に行われる学園祭『DAT Festa 2012』 に向けてゲームの企画やキャラクターなどがまとまってきました。
今年度の卒業制作は２チームの学生がゲーム制作を行っています。
タイトルとジャンルは以下の通りです。
■『おもち』・・・・・・・・・・・・・横スクロールアクション
■『depemdence～もう一人のボク～』・・探索ADVゲーム
以上の２本はいったいどんなゲームになるのでしょうか？
今後の卒業制作が楽しみです。
今週は卒業作品集です。
２年間の集大成として、毎年度のイラスト学科卒業生全員のイラストを収録した画集です。
入学した頃と比べ、卒業時には誰もが大きく成長したことがうかがえ、見るたび感無量になります。
ところで、この卒業作品集、実は記念誌としての性格だけではなく、その学年全体のポートフォリオ的な意味合いもあるのです。
学校にお仕事の依頼やイラストレーターの紹介依頼があったとき、先方にこの作品集を見ていただき、そこから実際の仕事に結びついた例もかなりあります。
あさって(6/10)は体験入学ですが、その際にも展示しておりますので、ぜひご覧になってくださいね。
