3DCGをつくるということ
3DCG実習担当の大塚です。
今回は3DCGについてお話しします。
ゲームや映画で見たことのない世界やキャラクターが登場します。これらの元はクリエーターの脳内に浮かんできた茫漠としたものですが、私達ユーザーは観て楽しむことが出来ます。どのようにして具象化されてきたのでしょうか?
始まりは「紙と鉛筆」です。
そこに描きはじめ脳内のイメージと合致し、納得するまで何度も何度も描き直しが行われます。世界観やキャラクターなどが平面(2D)上で出来上がったら立体(3D)にしていくのですが、そこで必要なのが三次元コンピューター生成画像(3DCGI)の技術です。
その3DCGI(日本では3DCGと良く呼ばれますので以降3DCGと 表記します)の完成までには幾つかの工程があり、簡単に言うと以下の様になります。
・モデリング(造形)
・テクスチャリング(素材生成)
・リギング(アニメーション用に制御可能な骨組み)
・アニメーション(モーションを付け)
・レンダリング(画像書き出し)
私達ユーザーはモニタを通してクリエーターが思い描いた脳内のイメージを見ていますが、そこに到達するまでにとても長い時間と労力がかかっているのです。
そしてクリエーターとして紙に書き留めるというのはクリエイティブの基本です。
素晴らしく高品質なCG画像を見たとしても全ては紙と鉛筆から始まっているのを覚えておいてください。
さて夏の体験入学では3DCGの授業をたくさん行います。
3DCGのさまざまな制作工程を体験してみませんか!
お待ちしています。
【体験授業内容】
「3DCGモデリング」にチャレンジ!(8/4)
“ZBrush”を使って楽しく3DCG造形しよう。(8/7)
「3DCGアニメーション」にチャレンジ!(8/24)
その他、2Dキャラクター制作やアニメーションの授業も行います。
以下のURLから詳細をご覧ください!